偏差値50未満のお子様は、重要キーワードの暗記がまだまだ足りておらず、知識の土台が出来ていない可能性がほぼ100%です。
正しい学習の順番で、今のお子様のレベルに合わせた家庭学習方法を選ぶことが大切です。
保護者
- Q.
- 偏差値50未満の場合、具体的にどんな勉強方法が良いの?
学年・時季別におすすめな勉強方法と教材を、私がお答えします!
スタディアップ代表野村 恵祐 (のむら けいすけ)
群馬県生まれ、広島県育ち。愛光高校、慶應義塾大学商学部卒業。著書の出版や雑誌などのメディアを通じて、保護者に対して社会の戦略を伝える一方、長年にわたって、家庭学習で社会の成績を効率良くアップさせるような講義CD・テキストなどの教材開発・プロデュースを行い、年間に3,000名以上の受験生、及び、その父兄と関わっている。
目次(偏差値50未満)
「4年生で偏差値50未満」のお子様
今のお子様はこんな状況
4年生の時点で偏差値50未満の場合、地理の勉強が全く出来ていない状況です。おそらく地理に苦手意識があり、地理を後回しにしてしまっているか、そもそも暗記という一番大切な行為自体が身についていないのでしょう。
ですが、4年生のうちに苦手であることを自覚できていれば、やり方次第で偏差値を大きく伸ばせますので、安心して正しいやり方で地理に取り組んでいきましょう。
こんな勉強方法がおすすめ!
社会は暗記教科。最初に学ぶ地理の段階で、家庭学習での暗記習慣を身につけることがもっとも重要です。暗記のクセ・コツが身につけば、国語の漢字や理科の暗記分野など、あらゆる部分で相乗効果が生まれます。
そのためには、まずは社会の公式である都道府県・白地図を完璧に覚え、その後に農業・水産業・工業などの基本単元を覚えていくのがポイントです。
「暗記力が身につければ、中学入試を制する」といっても過言ではありません。できるだけ早く、社会の地理に取り組むタイミングで暗記力を身につけましょう。
では、社会を最短で身につけるために、どの教材が良いか紹介していきます。
スタディアップのおすすめ教材
「5年生の春〜夏に偏差値50未満」のお子様
今のお子様はこんな状況
4年生から塾に通っていれば、すでに1年は社会(地理)の勉強をしているはずです。あるいは途中から塾に入っている人は、社会の勉強が中途半端なまま進んでいるのかもしれません。
いずれにしても、現時点で社会の偏差値が50未満の場合、現時点であなたは社会の勉強に失敗していることを自覚して下さい。このままでは歴史・公民・時事問題などの新しい分野になればなるほど、どんどん偏差値が下がってしまい、社会が原因で入試本番で失敗する可能性が99%です。
5年生の今のうちに、改善をしていきましょう。
こんな勉強方法がおすすめ!
社会は暗記教科。最初に学ぶ地理の段階で、家庭学習での暗記習慣を身につけることがもっとも重要です。暗記のクセ・コツが身につけば、国語の漢字や理科など、あらゆる部分で相乗効果が生まれます。
そのためには、中途半端な知識を学び直す必要があります。まずは社会の公式である都道府県・白地図を完璧に覚え、その後に農業・水産業・工業などの基本単元を覚えていきましょう。
「暗記力が身につければ、中学入試を制する」といっても過言ではありません。5年生のうちから、できるだけ早く社会の地理で暗記力を身につけましょう。
では、社会を最短で身につけるために、どの教材が良いか紹介していきます。
スタディアップのおすすめ教材
なお、地理が苦手なままだと、5年生の秋から始まる歴史も苦手になる可能性大です。歴史の教材もこのタイミングで用意して、地理を克服しつつ、歴史も最高のスタートダッシュを切れるようにしましょう。
※なお、地理のタイミングで「プラチナインプット」を活用すれば、歴史分野も同じ1冊のテキストに収録されているので、歴史でもそのまま同じテキストを活用できます。
「5年生の秋〜6年生の春に偏差値50未満」のお子様
今のお子様はこんな状況
5年生の冬から6年生の春にかけて、塾では歴史を勉強しますが、この時期に歴史が苦手な子は、地理も苦手なことが非常に多いです。
偏差値が50未満の場合、残念ながら、現時点であなたは社会の勉強に失敗しています。地理も歴史も苦手なままでは、公民・時事問題などの新しい分野になればなるほど、どんどん偏差値が下がってしまい、社会が原因で入試本番で失敗する可能性が99%です。
残り1年、まだまだ偏差値は上げられます。今のうちに、改善をしていきましょう。
こんな勉強方法がおすすめ!
できる限り早く苦手な地理・歴史を両方固めて、6年生で習う公民に移行しましょう。社会は暗記教科。地理・歴史の段階で、家庭学習での暗記習慣を身につけるのが大切です。
では、社会を最短で身につけるために、どの教材が良いか紹介していきます。
スタディアップのおすすめ教材
「6年生で偏差値50未満」のお子様
今のお子様はこんな状況
6年生で、社会の偏差値が50未満・過去問で平均点に満たないお子様は、重要キーワードの暗記知識がまだまだ足りていない可能性が高いです。
まずは抜けている知識の土台を埋めていかなければ、いくら問題を解いても状況は変わりません。
こんな勉強方法がおすすめ!
6年生で偏差値が50未満の場合は、限られた時間のなかで、最速で知識の土台を固め、重要キーワードだけを効率的に覚えていく必要があります。
スタディアップの「コンプリートマスター」はCD中心の教材。塾に通うと2年5ヶ月かかる地理・歴史・公民3分野の授業が、入試に直結するポイントだけをついた、たった13時間のCDに凝縮。社会に必要な知識の土台が、最速で作れます。
また、「プラチナインプット」は一問一答形式のテキスト教材。入試に出る問題だけを絞った777問で、8割覚えるだけでも十分に合格平均点を取れるようになります。
スタディアップのおすすめ教材
上記掲載教材の組み合わせで、
そのままお申し込みになりたい方へ
直前期で「偏差値50未満」のお子様のよくある質問
-
QCDを聴いている時間はないので、テキスト教材だけでひたすら暗記しても問題ないでしょうか?
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A
答えはNOです。土台(授業)を飛ばして、がむしゃらに暗記を行っても、頭の中に流れ・つながりが全くない状態での暗記になってしまいます。
知識の土台が抜けている場合は、CD教材の「コンプリートマスター」を聴いた後に、テキスト教材の「プラチナインプット」を使ったほうが、体系立てて暗記が出来るようになります。
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Q重要キーワードの暗記よりも、過去問を少しでも多く解いたほうが良いのはないですか?
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A
このようにお考えの場合、残念ながら社会で入試を失敗させてしまいます。偏差値50以下・過去問で落としてはいけないレベルの問題を落としてしまう場合は、知識の土台が不十分だと断言できます。
そんな状況であれば、過去問を解いても効果がありません。この時期であっても、まずは知識の充実が先です。社会は即効性の強い教科ですので、あせらずに出来る限り知識を充実させましょう。
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