このページにお越しいただいた方は、現時点で地理に不安がある方がほとんどだと思います。
先に結論から言うと、地理が苦手なお子様は、社会で中学入試に失敗する可能性が非常に高くなってしまいます。
そういった失敗をしないように、このページでは地理を苦手から得意に変える勉強方法と、おすすめのスタディアップ教材を紹介していきます。
目次(地理編)
地理が苦手になる理由
「地理が苦手」と感じているお子様の特徴は、大きく分けて3つあります。
- 01暗記慣れしておらず、何から手をつけるべきか分からないまま、後回しにしてきた
- いざ地理にとりかかろうとしても、地理分野は覚えることが膨大です。暗記慣れしていない子は、何から手をつければ良いか分からず、塾や市販の教材をただ1ページ目から取り掛かるだけでは、根本的な解決になりません。
- 02ベースとなる山地・川・平野などの白地図をガムシャラに暗記しようとして、挫折した
- 地理で得点を取るには、山地・川・平野などの白地図の知識が必須です。しかし、白地図は想像以上の暗記量があります。単なるガムシャラ型の暗記では、興味が湧かず、いざやろうとしても挫折する可能性が高いです。
- 03塾で問題を過度に解くばかりになっている
- 地理の重要知識の土台がない状態でいくら問題を解いても、効果はありません。それにも関わらず、塾の問題演習中心の課題をこなすだけで、地理を勉強した気になっている子が多いです。
地理を苦手から得意に変える勉強方法
一方で地理の成績が高いお子様の勉強方法は、このようになっています。
- 01地理の入試に出る所から固める
- 膨大な暗記量を端から端まで覚えたとしても、すべてが入試に出るわけではありません。まずは、本当に入試に出る部分だけに絞って覚えることが重要です。
- 02楽しく覚える習慣をつける
- 苦手意識をなくすには、「地理はただの暗記教科」だと思わないことです。地図パズルを使って遊びながら覚えてみたり、身近な事象と結びつけてみたり、自然と覚える環境を作りましょう。
- 03家庭学習で暗記する時間が先!
- 地理で点を取るためには、塾での問題演習よりも、家庭学習の暗記が重要です。4教科の中で、一番先に、家庭学習で暗記する時間を確保しましょう。
この社会・地理の勉強方法を、家庭学習で効率よく実践できるのが、創業17年・年間3,000人が利用する「スタディアップ」の教材。
わたくし、中学受験 社会専門のカリスマ講師「野村 恵祐」が開発した究極の社会教材です。
スタディアップ代表野村 恵祐 (のむら けいすけ)
群馬県生まれ、広島県育ち。愛光高校、慶應義塾大学商学部卒業。著書の出版や雑誌などのメディアを通じて、保護者に対して社会の戦略を伝える一方、長年にわたって、家庭学習で社会の成績を効率良くアップさせるような講義CD・テキストなどの教材開発・プロデュースを行い、年間に3,000名以上の受験生、及び、その父兄と関わっている。
地理をマスターするためのステップ・おすすめ教材
STEP 01社会の公式「白地図」を遊びながら身につけ、苦手意識をなくす
こんなお子様向け
- 地理に苦手意識を持っていて、社会の勉強に時間を割けていない
- これから受験勉強を始める低学年や4・5年生
地理をマスターするためには、まずは白地図を何としても覚えることが最優先です。白地図は大変だから、それ以外の所からやろうとしても、地理分野全体が白地図と密接に関連しているため、結局は白地図を覚えなければいけない場面がきてしまいます。
また、白地図は入試問題でも必ず出題されるため、暗記のクセを身につける絶好のきっかけと考え、最初に取り組みましょう。
ただし、ただガムシャラに暗記しようとしても、スタートから挫折してしまうことになりかねません。地図を広げて体感的に覚えてみたり、遊びながらゲーム感覚で暗記することで、自然と覚える環境をつくりましょう。
この教材がおすすめ
日本地図の上にピースをパズルのように重ねるだけで、地理・歴史・公民すべての土台となる「全国の山地や川、平野などの白地図」をゲーム感覚でマスターでき、社会の苦手意識を克服できる教材です。
STEP 02授業を受けて、地理の土台を固める
こんなお子様向け
- 勉強は進んでいるが、他教科・分野よりも点数が低い
- 途中から塾に入ったり、今まで何となく授業を受けていたため、抜け落ちた単元がある
- 家庭学習主導で、最効率で地理を苦手から脱却したい
白地図の後に覚えるのは、地理の基本単元。基本単元では、気候グラフや日本の人口など、地理の土台となる大切なことを学んでいきます。
地理の単元一覧表
日本列島 / 海岸線・湾・半島 / 山地と火山 / 川・湖 / 平野・盆地・台地 / 気候・災害 / 日本の気候 / 人口 / 都市と都道府県 / 農業 / 畑作 / 野菜 / くだもの / 畜産 / 農業生産技術 / 干拓地・用水 / 水産業 / 重化学工業 / 軽工業 / 三大工業地帯と北九州工業地帯 / 工業地域 / 伝統工業 / 公害・文化財 / 運輸・通信 / 森林・水資源 / 地下資源・エネルギー資源 / 貿易 / 九州地方 / 中国・四国地方 / 近畿地方 / 中部地方 / 関東地方 / 東北地方 / 北海道地方
農業・水産業・工業など範囲が広がるので、ただの言葉で覚えるのではなく、背景を理解しながら覚える必要があります。理解を深めるためには、ただテキストを読み込むのでは不十分。限られた時間でまとまった情報をわかりやすく学べる「授業」を受けることが大切です。
この教材がおすすめ
入試に出るところだけをCDの授業でわかりやすく学べる教材です。付属のテキストに掲載されている地図・表・グラフはすべてオリジナル。限界までシンプルにすることで、重要なポイントだけを最高の効率で覚えられます。
STEP 03授業で習った内容を暗記する
こんなお子様向け
- 塾での地理の授業はそれなりに頭に入っているが、重要キーワードが覚えられていない
- 地理の覚えるべきキーワードがどれかわからない
授業の内容が頭に入ったうえで、そこから地理の成績を上げるために必要なことは、家庭学習の中で
・ 本当に優先度の高いキーワード
・ 入試問題で出題率の高いキーワード
から覚えていくことです。そうやって知識の土台を身につけたあとに、初めて問題演習が役立つようになります。
この教材がおすすめ
市販の参考書では数十冊使って覚える社会全分野の内容を、94ページ・777問(地理分野は241問)のテキストに凝縮した教材です。毎日30問×8日間の勉強だけで地理の必須キーワードだけを効率的に覚えられます。
合格に必要な地理の頻出キーワードが、250枚のカードになった教材です。いつでも、どこでも、スキマ時間にめくって楽しく学べる本格アイテムです。
上記掲載教材の組み合わせで、
そのままお申し込みになりたい方へ
STEP 04覚えた地理の知識を土台に、出題されやすい問題を理解する
こんなお子様向け
- 地理を得意分野にしたい、得点源にしたい
- 地理の暗記はできているのに、問題演習になると、とたんに点が取れなくなる
地理で点数を伸ばすには、「問題を解くテクニック」を身につける必要があると思うかもしれません。しかし、社会の場合、算数や国語と違ってセンスやテクニック自体はそこまで必要なく、覚えたか覚えていないかで、解ける解けないが決まります。
そうなると、一番手っ取り早い省エネの学習方法は、入試に出題されやすい地理の問題をそのまま覚えてしまうことです。(王道ですが、効率が良すぎて裏技的な方法でもあります)
この教材がおすすめ
83,200問の入試問題の中から厳選した地理の良問777問を、入試問題の原文そのまま収録した教材です。問われ方が変わると点がとれないお子様が、どんな問題でも解答できる実践力を身につけられます。
入試で出題された膨大な数の記号問題から、質の高い100問(地理は33問)を厳選した教材です。1問約5分のCD解説付きで、記号問題で満点を取る方法が、耳で聴いて身につけられます。
さらに!人気校・難関校を志望しているお子様は・・・
こんなお子様向け
- 志望校で地理の記述問題が出題されることがわかっている
志望する中学校で記述問題が出題されることが確実なお子様は、記述の練習を早めからしておくと、ライバルにさらに差をつけられます。
近年、記述問題を出題する中学校が増加しています。社会の記述を正しい方法で対策している受験生はごく少数なので、差をつける絶好のポイントです。塾では、記述問題の対策をしっかりと行ってくれないので、記述の書き方の基本ルールや、記述に慣れて苦手意識をもたないようにしないといけません。
記述で失点すると、逆にライバルから差をつけられてしまうので、必ず対策しておきましょう。
この教材がおすすめ
塾では学べない記述問題の書き方を、32分の音声授業で徹底解説。さらに問題演習30問(うち地理10問)、1問約10分の解説CD付きで、1日1問を10日続ければ、家庭学習だけで地理の記述問題で満点を目指せる教材です。
中学受験では、なぜ地理を苦手にしてはいけないのか?
結論から言います。
中学受験の最初に学習する地理分野の中には、社会を学習していく上で、最優先に固めていただきたい、
算数の公式ならぬ「社会の公式」というものが存在するからです。
そして、その社会の公式は、4年生から6年生までに共通する内容になっており、算数で言えば四則計算、国語でいえば漢字のようなものです。
これが社会の公式になります。何よりも先に最優先に行うこととして、白地図と都道府県を覚えるところからはじめなければいけません。中学受験における、都道府県と白地図に関して、なにを覚えなければいけないのかを具体的に説明していきます。
白地図 必須 6 大事項
- 必須
- 山地/山脈/山/火山
- 必須
- 平野
- 必須
- 川/湖
- 必須
- 盆地/台地
- 必須
- 半島/岬
- 必須
- 湾/海峡
都道府県 必須 3 大事項
- 必須
- 各都道府県の位置
- 必須
- 各都道府県の県庁所在地名
※神奈川県 / 横浜市のように都道府県名と県庁所在地名が違う場合は念入りに
- 必須
- 各都道府県の形
これが、社会の公式の全てになります。
小学2年生・小学3年生・4年生の社会を学習する始めの段階、もしくは、小学5年生・6年生の途中から社会を学習する段階も含め、どんな段階でも
・ 白地図 必須6大事項
・ 都道府県 必須3大事項
が身についているのと身についていないのとでは、社会の成績の伸びが全く違ってくるのです。そして、地理が苦手になるお子様は、この白地図の部分でつまずいて、苦手意識を持ってしまう子が本当に多いのです。
それをそのまま放っておけば、歴史・公民も同じように苦手意識を持ってしまいかねません。そうならないように、地理の苦手な子は、最初に「白地図」をしっかりと頭に入れるようにしましょう。
地理が苦手かどうか簡単にチェックする方法があります
スタディアップ代表 野村恵祐の著書
『中学受験 第一志望に合格したいなら“社会”の後回しは危険です』
合否を分ける“あと数点”は社会で稼ぐ!
(学研プラス社)
巻末の特別付録【P165~184】には、「社会の公式チェックシート」が付いています。
こちらは、全部で242問の問題形式になっていますので、拡大コピーしてお子様にやらせてみれば、地理の土台が出来ているかすぐにチェック出来ます。すでに地理を学習済みの方は、絶対に満点を取れないといけないような超基本的な内容になっています。
もしも正答率が8割未満の場合はかなり危険です。大至急、地理の勉強に力を入れましょう。
学研プラス
『中学受験 第一志望に合格したいなら“社会”の後回しは危険です』 合否を分ける“あと数点”は社会で稼ぐ!
- 第1章 なぜ「社会」の後回しは危険なのか
- 第2章 社会を早めに固めて得点源にする方法、教えます!
- 第3章 教材しだいで社会の成績は必ず上がる!
- 第4章 合否を分ける“あと数点”を社会で稼ぐ!
- 特別付録 社会の公式チェックシート
- 販売価格
- 1,300円(税抜)
また、弊社では、上記で紹介したように効率良く地理が学習できる教材を多数取り揃えていますので、是非そちらもご活用下さい。