現在の社会の偏差値がすでに60以上の場合(ただし1回だけでなく、複数回の模試で安定的に60以上)、あなたの社会は、既に十分なレベルに達しています。しかし、これはあくまでも自分が通っている塾の模試の偏差値。
実際に6年生の秋から難関校・人気校の過去問を解き始めると、大幅に社会の点数が落ちてしまう場合もあります。これは、お子様が塾の模試のための勉強になってしまっていて、志望校のための勉強になっていないためです。
そうならないように、塾のための勉強、模試のための勉強からワンランクアップさせて、志望校のための勉強を早い時期からお勧めします。
保護者
- Q.
- 偏差値60以上の場合、具体的にどんな勉強方法が良いの?
学年・時季別におすすめな勉強方法と教材を、私がお答えします!
スタディアップ代表野村 恵祐 (のむら けいすけ)
群馬県生まれ、広島県育ち。愛光高校、慶應義塾大学商学部卒業。著書の出版や雑誌などのメディアを通じて、保護者に対して社会の戦略を伝える一方、長年にわたって、家庭学習で社会の成績を効率良くアップさせるような講義CD・テキストなどの教材開発・プロデュースを行い、年間に3,000名以上の受験生、及び、その父兄と関わっている。
目次(偏差値60以上)
「4年生で偏差値60以上」のお子様
今のお子様はこんな状況
4年生の時点で、偏差値60以上をキープできているお子様は上位1割に入ります。塾のペースにも順調についていけているでしょう。難関校・人気校を志望されていると思いますので、この調子で、社会は志望校の合格者平均点を目標にしましょう。
こんな勉強方法がおすすめ!
志望校の合格者平均点を安定して取れるようになるには、塾のための勉強ではなく、志望校を見据えた勉強が必須です。
4年生であればまずは地理から完璧に仕上げ、ケアレスミスを無くしましょう。ライバルに差をつけられないために、スタディアップのどの教材が良いか紹介していきます。
スタディアップのおすすめ教材
なお、地理を得意分野にできていれば、5年生の秋から始まる歴史の先取り学習もOKです。社会を早く固めたい場合は、どんどん進めていきましょう。
※なお、地理のタイミングで「プラチナインプット」を活用すれば、歴史分野も同じ1冊のテキストに収録されているので、歴史でもそのまま同じテキストを活用できます。
「5年生の春〜夏に偏差値60以上」のお子様
今のお子様はこんな状況
5年生の春〜夏の時点で、偏差値60以上をキープできているお子様は上位1割に入ります。塾のペースにも順調についていけているでしょう。難関校・人気校を志望されていると思いますので、この調子で社会は志望校の合格者平均点を目標にしましょう。
こんな勉強方法がおすすめ!
志望校の合格者平均点を安定して取れるようになるには、塾のための勉強ではなく、志望校を見据えた勉強が必須です。
まずは今勉強している地理を完璧に仕上げ、ケアレスミスのないようにしましょう。ライバルに差をつけられないために、スタディアップのどの教材が良いか紹介していきます。
スタディアップのおすすめ教材
なお、地理を得意分野にできていれば、5年生の秋から始まる歴史の先取り学習もOKです。社会を早く固めたい場合は、どんどん進めていきましょう。
※なお、地理のタイミングで「プラチナインプット」を活用すれば、歴史分野も同じ1冊のテキストに収録されているので、歴史でもそのまま同じテキストを活用できます。
「5年生の秋〜6年生の春に偏差値60以上」のお子様
今のお子様はこんな状況
5年生の秋〜6年生の春の時点で偏差値60以上をキープできているお子様は、上位1割に入ります。地理、歴史と塾のペースにも順調についていけているでしょう。
難関校・人気校を志望されていると思いますので、社会は志望校の合格者平均点を目標にしましょう。
こんな勉強方法がおすすめ!
志望校の合格者平均点を安定して取れるようになるには、塾のための勉強ではなく、プラスアルファで志望校を見据えた勉強が必須です。
まずは地理・歴史を入試に通用するレベルまで完璧に仕上げておき、ケアレスミスを無くしましょう。ライバルに差をつけられないために、スタディアップのどの教材が良いか紹介していきます。
スタディアップのおすすめ教材
なお、地理・歴史を得意分野にできれば、6年生の春から始まる公民の先取り学習もOKです。社会を早く固めたい場合は、どんどん進めていきましょう。
「6年生で偏差値60以上」のお子様
今のお子様はこんな状況
あなたの社会は、既に十分なレベルに達しています。社会という科目は暗記教科ですので、算数や国語のように、「本番で緊張して思ったような結果が出せなかった」ということはほとんどありません。
どこの中学を受けても、社会が得点源になることは間違いないでしょう。
こんな勉強方法がおすすめ!
社会を万全の状態にして本番にのぞみたいという方は、スタディアップの質の高い入試問題を厳選した問題演習教材で、「問題の解き方」をマスターしておきましょう。
スタディアップのおすすめ教材
時事問題の対策は直前期でOK!
なお、スタディアップの教材を使って、社会の偏差値が安定して60を超えてきたお子様は、11月までは他の教科の対策に時間を割いても問題ありません。
保護者の方の悩みを聞いていると、早いうちから「時事問題をいつから対策しようか」と不安になられている方もいらっしゃいます。しかし、時事問題のことを意識するのは6年生の後半からで構いません。
なぜなら、時事問題は結局6年生のときの1年間におこった出来事から出題されるからです。先取りした対策の仕様もありませんし、他分野と比べれば、暗記する負担は何十分の1以下です。
スタディアップでは、毎年12月上旬に「時事問題ターゲット」を発売します。そちらで対策すれば、負担も少なく、十分に時事問題で満点を狙えますのでご安心下さい。