中学受験をする場合、進学塾では小学校5年生の間に地理・歴史まで学びます。
大手進学塾の社会科カリキュラム例
小学4年生 | 小学5年生今ここ! | 小学6年生 | |||||||||||||||||||||
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春 | 夏 | 秋 | 冬 | 春 | 夏 | 秋 | 冬 | 春 | 夏 | 秋 | 冬 | ||||||||||||
地理 | 歴史 | 公民 | 総合演習・過去問 |
5年生の段階では、まずは地理、歴史の順番にマスターし、6年生から公民の学習に入れるように準備をしておく必要があります。
5年生のうちに社会を得意教科にするためには、正しい学習の順番で、今のお子様のレベルに合わせた家庭学習方法を選ぶことが大切です。
保護者
- Q.
- 具体的にどんな勉強方法が良いの?
レベル別におすすめな勉強方法と教材を、私がお答えします!
スタディアップ代表野村 恵祐 (のむら けいすけ)
群馬県生まれ、広島県育ち。愛光高校、慶應義塾大学商学部卒業。著書の出版や雑誌などのメディアを通じて、保護者に対して社会の戦略を伝える一方、長年にわたって、家庭学習で社会の成績を効率良くアップさせるような講義CD・テキストなどの教材開発・プロデュースを行い、年間に3,000名以上の受験生、及び、その父兄と関わっている。
目次(5年生)
「社会の勉強ができていない・内容を忘れている」5年生のお子様
野村
- A.
- 地理・歴史の順番で知識の土台を作ろう
中学受験の社会でまずマスターすべき分野は、地理です。
大手塾や市販の参考書も共通で、社会の学習順は地理→歴史→公民になっています。学習理解を深めるためにも、この順番に学習することは必須です。
例えば、地理分野で習う「日本の都道府県」が頭の中にあれば、歴史分野の「京都から鎌倉に幕府が移った」という文章を読んだとき、全く知識の理解が変わってきます。当然、都道府県の知識がある方が、頭の中の地図で「位置づけ」がされるので、より記憶に残りやすいのは目にみえています。
つまり最初に地理分野を完璧にしておけば、社会全体を得意教科にでき、社会で点を稼げるようになります。
4年生の間に地理の勉強ができていないお子様は、地理をマスターするために必要な勉強のステップがすべて盛り込まれている、スタディアップの地理の教材セットで勉強をしましょう。
ここまでを丁寧に行えば、塾に通う以上の地理の内容を家庭学習で身につけることができます。
上記掲載教材の組み合わせで、
そのままお申し込みになりたい方へ
なお、地理が苦手であれば、5年生の秋から始まる歴史も苦手になる可能性が非常に高くなってしまいます。
地理のタイミングでプラチナインプットを活用すれば、歴史分野も同じ1冊のテキストに収録されているので、歴史でもそのまま同じテキストを活用できます。
さらに歴史にとりかかるタイミングで下記の2教材を合わせて活用すれば、5年生のうちに家庭学習での社会の暗記習慣を身につけることができます。
「社会で一定以上の得点がとれている」5年生のお子様
野村
- A.
- 地理・歴史の順番で、苦手分野を補おう
5年生で入試レベルまで通用する力を身につけたお子様は、地理・歴史の順番で、弱点部分や苦手な部分、しっかりと定着できていない部分を補っていきましょう。
苦手な部分が入試に出題されてしまえば、得点は大きく下がってしまいますし、社会で不合格になってしまう可能性も大いにあります。(本番ほど、自分の弱い部分、入試で出てほしくない部分が出るものです)
そうならないように、今のうちから自分に足りない部分・弱点部分を丁寧に補強し、偏差値60台に早めのうちから持っていけるスタディアップの教材を活用しましょう。
ここまでを丁寧に行えば、塾に通う以上の地理・歴史の内容を、家庭学習で身につけることができます。
上記掲載教材の組み合わせで、
そのままお申し込みになりたい方へ
「社会で1点も落としたくない」5年生のお子様
野村
- A.
- 5年生のうちから、地理・歴史の実際の入試問題に触れておこう
社会を得意教科にしたいなら、地理・歴史で安定して点数がとれる前に公民に取り組むのは、おすすめしません。
例えば公民では「国際連盟と国際連合の比較」を習いますが、歴史分野で「国際連盟が失敗して、国際連合になった流れ、時代背景」を先に学んでおかないと、ガムシャラに暗記することになり、ほとんど覚えることができないでしょう。
社会は暗記教科のため、重要キーワードが暗記できていれば、すでに問題を解く力があります。
5年生のうちから歴史の入試問題の良問に触れておけば、入試レベルの完成された社会の知識が身につきます。
さらに、社会の入試問題の分野別出題比率は、地理4:歴史4:公民2。出題率の高い地理・歴史を先にやっておくことは入試戦略的な側面からも理にかなっています。
「6年生で学ぶ公民を先取りしたい」5年生のお子様
先述のとおり、地理・歴史で安定して点数がとれる前に公民に取り組むのは、おすすめしません。
もし5年生のうちに公民を先取りしたい場合は、弊社教材「プラチナインプット」の地理・歴史分野を【8割以上覚える】ことができれば、公民に取りかかってOKです。
さらに「プラチナアウトプット地理・歴史」のそれぞれの内容を5割以上覚えていて、「記号の森」の地理・歴史分野も1回は取り組んでいれば、なお良しです。弊社CD教材「コンプリートマスター公民」は完成された授業教材。塾に頼らず家庭学習で公民の学習をどんどん進めていけます。
社会はとにかく一番最初に固めて偏差値を安定させて、残りの3教科に時間を回すことで、入試を成功させる戦略が一番。
そして第一志望校に合格する子は皆様、この戦略です。
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