中学受験の歴史を時代ごとに完全まとめ!重要な歴史の各時代を分かりやすく解説

中学受験 歴史

中学受験で「歴史が苦手でどうしても覚えられない」「歴史の流れがうまくつかめない」「どうやったら歴史分野で高得点を取れる?」といった悩みを抱えているお子さんも多いでしょう。

そこでこの記事では、中学受験業界を熟知した中学受験アンサー 編集部が、中学受験の社会の主要分野である歴史を時代ごとに完璧にまとめてみました。それでは、まずは歴史の最初の時代である旧石器時代から解説していきます。

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目次

中学受験 歴史 旧石器時代とは?

社会の歴史で中学受験生が初めに習う単元といえば「旧石器時代」です。

日本の始まりともいえるこの時代は、今では想像もつかないような地理や気候、そして人々の暮らしがありました。教科書で初めて見聞きする旧石器時代に思いをはせ、歴史の壮大さに目を輝かせる中学受験生も多いのではないでしょうか。

以下の記事では、旧石器時代のポイントを詳しく解説しています。

中学受験 歴史 縄文時代とは?

日本史における文明そして文化の起こりといえば「縄文時代」です。原人が人類の中心であった数百年前の旧石器時代とは違って、私たち人類の直接の祖先がこの日本という場所で暮らしていたという事実をはっきりと認識できるようになるのが縄文時代、そして縄文文化だといえます。

教科書の短い説明文や数枚の写真といったわずかな情報が、かえって中学受験を控える小学生たちの想像力をかきたて、遠いはるか昔に生きたの人々の暮らしをありありと実感させる時代です。

以下の記事では、縄文時代のポイントを詳しく解説しています。

中学受験 歴史 弥生時代とは?

稲作の広がりで日本が大きく変わったのが「弥生時代」です。狩猟や採集が中心で「自然に生かされていた」縄文時代から、稲作という技術を身につけたことで初めて「自然を生かすこと」を日本の祖先は知ります。

日本人を語るうえで切っても切り離させない「お米」の文化。そのルーツが弥生時代から始まったこと、そしてその当時に暮らしていた人々には現代にも通じる、いかにも「人間らしさ」があふれていたことを歴史から学ぶことができます。

以下の記事では、弥生時代のポイントを詳しく解説しています。

中学受験 歴史 古墳時代とは?

近畿地方を中心に今もなお残る古墳の数々が建造されたのが「古墳時代」です。古墳を間近で見たことがある人はそのスケールの大きさ、迫力、精密さに圧倒されてしまったことがあるのではないでしょうか。

同時に、当時は道具も機械もほとんどないような環境下であって、それでもなお現代まで残るような遺跡を人力で建てたことを想像すると感服せずにはいられません。

以下の記事では、古墳時代のポイントを詳しく解説しています。

中学受験 歴史 飛鳥時代とは?

天皇を中心とした政治が始まったのが「飛鳥時代」です。日本人ならば誰もが知っている聖徳太子が活躍した時代であり、遣隋使や律令制度、法隆寺など中国の隋や唐、そして世界との結びつきもひと際強くなった時代でもあります。

なにより、中学受験で考えたときに覚えることが多いのがこの飛鳥時代です。憲法、法律、天皇や皇子の名前など似たような言葉がならぶうえに、それらを具体的な年号とあわせて覚える必要があるためこれまでの時代に比べてはるかに難易度が高まります。

以下の記事では、飛鳥時代のポイントを詳しく解説しています。

中学受験 歴史 奈良時代とは?

大仏をはじめ、後世に残る多くの文化財が生まれたのが「奈良時代」です。奈良の大仏を遠足や修学旅行などで一度は目にしたことがある中学受験生も多いのではないでしょうか。間近でみると、そのスケールの大きさに圧倒されてしまいますし、仏教というものがいかに当時の人々にとって重要なものであったのかがわかると思います。

ですが、実は奈良時代の人々は決して豊かな生活を送れていたわけではなく、重い税金や飢饉によって生きることすらギリギリの生活を送っていました。それこそ、大仏などを作っている場合ではなかったのです。

天皇と日本に暮らす人々、そして身を犠牲にして日本のために尽力してくれた中国の高僧たち。奈良時代という時代には、実は教科書には載らないような数々のドラマがあり、そこに映る人間模様は中学受験生にもぜひとも知っておいてもらいたいものばかりです。

以下の記事では、奈良時代のポイントを詳しく解説しています。

中学受験 歴史 平安時代とは?

文化・政治・戦乱ととにかく内容が盛りだくさんなのが「平安時代」です。平安時代には日本人ならだれもが知っている「源氏物語」や「枕草子」などの文学、そして10円玉のデザインにもなっている「平等院鳳凰堂」のような歴史的建築物も多く建てられ、文化的価値の高い時代として知られています。

また、政治の世界では、前半は藤原道長や藤原頼通といった藤原氏勢力の全盛期、その後の平氏や源氏といった武士の台頭から、後半には天皇ではなく上皇による院政が開始されるなど、政治のありようもどんどん様変わりしていきます。

以下の記事では、平安時代のポイントを詳しく解説しています。

中学受験 歴史 鎌倉時代とは?

武士による武士のための政治が始まったのが「鎌倉時代」です。あまりに有名な平氏と源氏の争い、とくに壇ノ浦での戦いや源義経の活躍はマンガやアニメにもなっており、中学受験生にとっても比較的学習意欲が高い単元といえます。

鎌倉幕府開始説には諸説あります。昔は、頼朝が朝廷から征夷大将軍に任じられた1192年が鎌倉幕府成立ということで、「1192(いいくに)つくろう鎌倉幕府」のゴロ合わせが有名でした。

しかし現在は、「1185(いいハコ)つくろう鎌倉幕府」のゴロ合わせが定番になっており、1185年に源頼朝が朝廷に日本全国への守護・地頭の設置を認めさせたことから、実質的な支配が頼朝に移ったと考えられるため、現在は多くの教科書でも、1185年に鎌倉幕府開始したという記載が多くなっています。

以下の記事では、鎌倉時代のポイントを詳しく解説しています。

中学受験 歴史 室町時代とは?

中学受験生のなかでも苦手な人が多いのが「室町時代」です。なぜ苦手な中学受験生が多いのかというと、室町時代には南北朝時代や戦国時代など複数の時代が含まれており、一見するとややこしい印象を受けてしまうところにあります。

朝廷が二つある状態、つまりは天皇が同時期の日本に二人いるというおかしな状態であったり、足利氏の将軍の名前や政治、文化の違いが似通っていたりするところも、いっそうややこしさを助長しているといえるでしょう。

また、中学受験生、とくに男子の小学生に人気の戦国時代の印象が強い分、政治や文化が複雑に絡み合う室町時代についてはなかなか覚えにくいというのも本音だと思います。

以下の記事では、室町時代のポイントを詳しく解説しています。

中学受験 歴史 戦国時代とは?

中学受験生のみならず、多くの日本人が好きな日本史の時代といえば「戦国時代」です。毎年のように小説やアニメの舞台となり、大河ドラマで取り上げられた人物や地名は社会現象になることも多く、老若男女問わず人気、知名度ともに高い時代といえます。

どの登場人物もストーリーとともに丁寧に描かれるため、その人物を好きになれば同じ時代に生きたほかの人物や関連する歴史的事実もあわせて覚えられることから、小学生にとっては勉強感少なく取り組める比較的学習しやすい時代区分なのではないでしょうか。

一方、中学受験で考えた場合には戦国時代はその人気と相まって入試で出題されるケースも多く、テレビで覚えたような生半可な知識ではなく、しっかりと対策を取っておかなければ加点しづらい単元でもあります。

以下の記事では、戦国時代のポイントを詳しく解説しています。

中学受験 歴史 安土桃山時代とは?

三英傑とよばれる日本史を代表する偉人が活躍したのが「安土桃山時代」です。長きにわたる戦国時代に幕を下ろし、天下統一に向かってドラマティックなほどにこの時代を駆け抜けた織田信長、豊臣秀吉、そして次の時代の徳川家康。

日本人にとってはあまりにも有名で、今なお彼らに関連する史跡や文化財などが多く残されており、現代で生きるわたしたちの生活や文化に色濃く影響を与えていることは言うまでもありません。

その一方で彼らが数百年前に成し得た偉業の数々を詳しく説明できる人は少なく、「なんとなくすごい人だった」という認識を持つ大人が大半だというのも実際のところではないでしょうか。

とくに安土桃山時代は日本が近代史への第一歩を踏み出した時代としても重要ですが、前後が戦国時代と江戸時代とに挟まれているため、どのような時代だったのかはっきり覚えていないという中学受験生も多いと思います。

以下の記事では、安土桃山時代のポイントを詳しく解説しています。

中学受験 歴史 江戸時代 【前期】とは?

二百年以上もの長い間大きな戦もなく、平和な時代が続いたのが「江戸時代」です。激動の戦国時代を経て、織田信長から豊臣秀吉、豊臣秀吉から徳川家康へと日本の治世は移り変わり、世界でも類をみない平和な時代が日本にやってきます。そこには決して偶然ではない、江戸幕府によって緻密に計算された制度や大名の配置転換など、さまざまな政策がありましたが、

一方で中学受験生にとっては、これまでの時代区分と比べると目立った戦乱もなく、将軍とあわせて細かい政策の数々を覚える必要があり、中学受験の歴史においては非常に学習難度の高い単元ともいえるでしょう。

以下の記事では、江戸時代【前期】のポイントを詳しく解説しています。

中学受験 歴史 江戸時代 【中期】とは?

鎖国によって日本独自の文化、産業が発達したのが「江戸時代【中期】」でもあります。徳川家康による強固な統治、3代将軍徳川家光が整備した参勤交代などの政策により、圧倒的な武力を背景に諸大名たちを押さえ、その基礎を確立していったのが江戸時代【前期】なのに対し、江戸時代【中期】にさしかかると、武力ではなく学問を中心とした政治によって財政も安定し、産業や文化が著しく発達していきます。

中学受験生にとって覚えにくい江戸時代ですが、なかでも江戸時代【中期】は学問や文化、産業や財政政策などといった覚えるのが難しい言葉が多く見受けられ、もっとも難易度が高い単元であるといっても過言ではありません。

以下の記事では、江戸時代【中期】のポイントを詳しく解説しています。

中学受験 歴史 江戸時代 【後期】とは?

江戸幕府の滅亡と開国によって新しい時代が始まるのが「江戸時代【後期】」です。世界にも類を見ないほど長きにわたって戦乱のない世の中が続いた江戸時代が、黒船の来航や幕末武士たちの活躍などによってドラマチックに幕を閉じていきます。

大河ドラマや歴史漫画といったエンタメでも取り上げられることも多く、中学受験生にとってもなじみやすい登場人物や歴史的史実にあふれたこの単元は、ある意味学習意欲を引き起こしやすい単元だといえるでしょう。

一方で、中学生になってから学習する世界史との関連も深い単元であることから、開国までの過程をいかに日本が歩んでいったのかを正しく理解できているかどうかは、今後の歴史の学習にも大きく影響を及ぼすことから気は抜けません。

以下の記事では、江戸時代【後期】のポイントを詳しく解説しています。

中学受験 歴史 明治時代とは?

中学受験社会の歴史「明治時代」をまとめていきます。大政奉還されましたが、朝廷に行政能力はありませんでした。
政治を行ったのは実質旧幕府で、新政府との衝突が起こります。戊辰戦争へと発展してゆくのですが、新政府軍の勝利が続いていきます。

戊辰戦争の中、新政府は江戸時代と変わらない改革を行います。年号を明治とし、江戸を東京に改名、都を京都から東京へ移します。版籍奉還を行いましたが効果はなく、廃藩置県を行い、中央集権体制を整えました。

以下の記事では、明治時代のポイントを詳しく解説しています。

中学受験 歴史 大正時代とは?

中学受験社会の歴史「大正時代」の重点ポイントは「経済」。世界の出来事と日本の経済の動きに注目しましょう。大正になり第一次護憲運動が起こります。

ヨーロッパでは連合国と同盟国が植民地をめぐり対立していました。連合国の青年が、同盟国のオーストリア皇太子を暗殺したため第一次世界大戦が始まるのです。日本は日英同盟で、イタリアが参戦した連合国側で参戦することになります。

以下の記事では、大正時代のポイントを詳しく解説しています。

中学受験 歴史 昭和時代とは?

第一次世界大戦後、世界経済の中心はイギリスからアメリカに移りました。ですがニューヨークの株価が暴落。世界に影響を与える世界恐慌となりました。各国が政策に乗り出し、国際協調の時代が終わりを迎えます。日本も大戦による不景気に関東大震災が重なり、金融恐慌に苦しみます。身売りや欠食児童も多くなり昭和恐慌とも呼ばれました。

1930年ロンドン会議で軍縮条約が提示されますが、軍部は反対。日本は軍事行動を開始し、満州事変で大きな利益をあげ、日本は国際連盟を脱退することになります。

以下の記事では、昭和時代のポイントを詳しく解説しています。

中学受験 歴史 平成時代とは?

1989年、昭和天皇が亡くなり元号が「平成」になります。ベルリンの壁が壊され、ドイツは統一。マルタ会談により冷戦終結を宣言します。ソ連ではロシア連邦を中心とする独立国家共同体が結成。ヨーロッパではECがEUに発展し、EU共通通貨ユーロが流通しました。

以下の記事では、平成時代のポイントを詳しく解説しています。

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