「中学受験で役立つ理科の問題集や参考書は何がある?」「一気に偏差値を上げて中学受験で合格を勝ち取りたい」と考えていらっしゃる方は多いでしょう。問題集や参考書選びを間違えてしまうと、思ったように成績が伸びないだけでなく、応用問題や苦手な単元に対応できなくなる可能性もあるので注意が必要です。
そこでこの記事では、10年以上中学受験を徹底的に研究してきた中学受験アンサー編集部が、問題集・参考書の選び方と、おすすめの問題集と参考書をランキング形式でご紹介します。この記事を読むことできっと自分自身に合った参考書を見つけられるでしょう。
中学受験は理科ではなく、「社会」の出来で合否が決まります!
そのため、第一志望に合格したいのであれば、社会を家庭学習でまず最初に固めるのが断トツの近道です!
【社会を最初に固めるべき理由】
● 理科の1点と社会の1点は、総合点で考えれば同じ1点
● 社会は暗記教科!物理などの難しい計算問題はないので、社会に学習センスはいらない!
● 社会は塾任せでは絶対に伸びない、家庭学習で伸ばす!
【短期間で社会の偏差値を上げたい方】
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中学受験 理科問題集・参考書の選び方
中学受験における理科の問題集・参考書の選び方には大きく分けて4つのポイントがあります。
- 解説が詳しいものを選ぶ
- 1ページで1/3間違えるレベルのものを選ぶ
- 出来るだけ色が使われているものを選ぶ
- 子どもがやりたいと言ったものを選ぶ
それぞれ詳しく解説していきます。
解説が詳しいものを選ぶ
参考書・問題集で勉強を行う際、学校や塾と違って、指導者がいないので自分自身で考えて勉強を進めていかなければいけません。自分で解説を読んで、どこが間違っていて、どういった理由で間違えてしまったのか確認する必要があります。
そのため、解説が詳しくない問題集を使っていると、学力が上がらないだけでなく、子どもが勉強嫌いになってしまうかもしれません。ですので、参考書・問題集を選択する際には解説が詳しいものを選んでください。
1ページで1/3間違えるレベルのものを選ぶ
問題が簡単過ぎても、難し過ぎてもよくありません。簡単過ぎると、今のレベルから上げていくことはできませんし、難し過ぎると、解けない問題ばかりでやる気がなくなり、学習が全然進みません。
そこで1ページで1/3間違えるレベルのものを選ぶと、自分ができない部分が明確になり、効率よく勉強することができます。
出来るだけ色が使われているものを選ぶ
完全な主観ですが、小学生は白黒の参考書・問題集を嫌う傾向にあると思います。白黒だとつまらないと感じてしまい勉強へのモチベーションがなかなか上がりません。
カラーの参考書・問題集の場合は、勉強に対するハードルも下がり、なおかつ重要な部分が明確にわかるのでおすすめです。
子どもがやりたいと言ったものを選ぶ
受験をするのは子どもなので、子どもがやりたいと言った参考書を選ぶのが一番です。親が買ってきたもので勉強するよりも、自分自身で選択したものの方が主体的に取り組むと思います。
参考書・問題集を選ぶときは、親が勝手に選ぶのではなく、子どもと一緒に選ぶことをおすすめします。
中学受験 理科の参考書おすすめ人気ランキング
中学受験 理科の参考書 第1位「小学高学年 自由自在 理科:小学生向け参考書/基礎から難関中学受験まで(増進堂・受験研究社出版)」
こちらの参考書は基礎から中学受験レベルの問題までカバーしています。図やイラスト、写真付きで丁寧に解説されているので、参考書だけで受験に挑むという方でも安心して使える参考書です。
また理科に興味関心が持てるような、面白い雑学なども掲載されているので、理科の勉強が楽しくなります。さらに中学受験でよく問われる内容や出題傾向、出題形式など入試に役立つ情報も掲載されています。
少し分厚くボリュームのある参考書ですが、おすすめできる一冊です。
中学受験 理科の参考書 第2位「?に答える!小学理科 改訂版(小学パーフェクトコース)(学研プラス出版)」
こちらの参考書は、小学3年生から6年生の教科書の内容を核としながら、今の小学生に必要な内容を系統立てて構成した用語集です。中学受験で問われる時事やニュースに関する内容まで解説されているので、中学受験にピッタリです。
また可愛らしいイラストが使われていたりや身近なものに関連付けて解説されていたりするので、理科に対して苦手意識を持っている子どもでも楽しく勉強できると思います。
用語集であるのでこの一冊で中学受験をカバーするのは難しいかもしれませんが、他の問題集と組み合わせて学習することで、より深く理解できます。
中学受験 理科の参考書 第3位「中学受験 ここで差がつく!ゴロ合わせで覚える理科85(KADOKAWA/中経出版)」
こちらの参考書は名前の通り、中学受験で出題されるテーマを中心にゴロ合わせで覚えることをコンセプトとした参考書です。ゴロ合わせで覚えることで記憶に残りやすいだけでなく、楽しく勉強することができます。
8分野85テーマ掲載されているので満遍なく、重要語句を覚えることができます。なかなか用語、語句が覚えられないという人におすすめの参考書です。
中学受験 理科の参考書 第4位「理科実験資料集 改訂新版(日能研出版)」
こちらの参考書は実験や観察を中心に詳しくまとめられた資料集となります。近年の中学入試では実験や観察を扱った問題が多く出題されています。写真や図、グラフから要点を読み取り、次の問題に発展するパターンの問題が多いです。そのため、ただ単に用語を暗記するだけでは、合格点を獲得できないことが多いです。こちらの参考書では実験の様子や観察ポイントが詳しく解説されているので、単なる知識の詰め込みではなく、理屈から理解することができます。
家や学校ではできないと実験や観察を多く扱っているので、目で見て深く理解することができます。
実験や観察の問題が苦手な人は持っていても損はしない参考書だと思います。
中学受験 理科の参考書 第5位「中学入試 出ることだけ図と表でまとめる 理科の要点整理(KADOKAWA出版)」
こちらの参考書は中学受験に必要な、物理化学分野と自然科学分野の基礎知識をカバーしています。入試で出題されやすい要点が図と表でわかりやすくまとめてあるので、効率よく学習することができます。入試後半から直前の時期に知識を確認するのにおすすめの参考書です。
中学受験 理科の問題集おすすめ人気ランキング
中学受験 理科の問題集 第1位「中学入試 でる順過去問 理科 合格への926問 四訂版(中学入試出る順)(旺文社出版)」
こちらは近年の中学入試を徹底的に分析して、出題頻度の高い問題を出る順に掲載した問題集です。そのため効率よく問題を解くことができます。また問題には「重要」「差がつく」「思考力」といったアイコンが付いているので、意識しながら問題に取り組むことができます。
解答形式も選択問題、計算問題、文章記述問題などさまざまな問題が掲載されているので、あらゆる入試形式に対応しています。知識を問う問題や理解力を問う問題、思考力を問う問題が出題される中学入試を受ける人は是非取り組んでもらいたい問題集です。
中学受験 理科の問題集 第2位「中学入試対応 ツッコミ!理科(永岡書店出版)」
こちらの問題集は他の問題集とは違い、問題のどこかがボケていて間違いのあるボケ問題に対して正しいツッコミを入れながら読み進める問題集です。マンガを読む→ボケ問を考える→解説で理解を深める→類似問題を解くという4ステップで学習することができ、問題に対する興味関心が高められる工夫がなされています。ただ用語を覚えただけではツッコミを入れることができないので深い理解にも繋がります。
理科が苦手な人や深く理解したい人におすすめの問題集です。
中学受験 理科の問題集 第3位「中学受験 すらすら解ける魔法ワザ理科・計算問題(実務教育出版)
こちらは、物理、化学、生物、地学の4分野の計算問題を掲載した問題集です。理科の中でも計算問題だけが苦手だという人が多いのではないでしょうか。そんな人はこの問題集に取り組むことで計算問題が得意になります。中堅校から上位校に頻出の問題に厳選して、難問や奇問が入っていないので、効率よく学習することができます。また人気講師の解説動画も公開されているので、解説が理解できないということは少ないです。
理科の計算問題が特に苦手だという人はやっておきたい問題集です。
中学受験 理科の問題集 第4位「中学受験 理科 塾技100(中学入試 塾技)(文英堂出版)」
こちらの問題集は現役塾講師が、塾だけで教える理科の塾技をコンセプトとしています。難関中学入試に頻出の分野を全てカバーしているので、この問題集1冊でカバーできます。見開きの左側には基本事項と考え方が解説されているので、基礎から丁寧に学ぶことができます。
別冊解答に問題+解説という構成になっているので、問題を確認しながら答え合わせをすることができます。また購入者特典として無料補充問題があるので、より多くの問題を解くことができます。
基礎から丁寧に問題を解きたいという人におすすめの問題集です。
中学受験 理科の問題集 第5位「中学入試 最高水準問題集 理科 (シグマベスト)(文英堂出版)」
こちらの問題集は難関校の問題を中心に分析し、良問が厳選されています。実際に入試で出題された問題を使用しているので、入試本番をイメージして学習することができます。別冊の解答には問題の解説だけでなく、それぞれの問題の出題傾向や出題意図を分析した問題分析が示されているので、問題を解くだけでなく、中学入試に対する知識も身につきます。
この問題集に掲載されている問題は難しい問題が多いので基礎が固まっていて、理科が得意な人におすすめです。
中学受験 理科の問題集・参考書で基礎を身につけたい方はこちら
中学受験 理科の問題集・参考書で基礎を身につけたいなら「中学受験基礎ドリ理科[植物・動物・人体](徹底反復が合格へのスタート!)」がおすすめ!
こちらの参考書は中学受験に必要な重要基礎知識を身につけるためのドリル形式の問題集です。基礎を身につけたい人、つまり理科で良い点数を取れない人は理科にかけている時間が少なく、反復して学習できていないことが原因です。
この問題集では重要基礎知識を完璧に取得するために、項目ごとに、同じ内容を違った角度から4回繰り返し練習できるような工夫がされています。また別冊解答の後ろには1項目が1ページに収まるように、それぞれのページに縮刷りが入っており、200%に拡大コピーをすれば何度でも使えるようになっています。
基礎から中学受験の理科を学びたい人におすすめの参考書です。こちらの参考書はシリーズに分かれているので、自分が苦手な分野だけをやるという使い方もおすすめです。
中学受験 理科の問題集・参考書を活用して難関校に合格したい方はこちら
中学受験 理科の問題集・参考書を使って難関校に合格したいなら 「特進クラスの理科 難関・超難関校対策問題集 新装版(特進クラス 中学入試対策問題集シリーズ)」がおすすめ
こちらの参考書は難関校・超難関校の入試問題を徹底的に分析して、合格に必要な問題を集めた問題集です。入試の出題傾向に合わせて内容を9つの単元に分け、系統的な学習ができるようになっています。
また各単元が難関校レベル、超難関校レベルに分かれているので、自分自身の志望校に合わせで効率よく勉強できます。さらに入試に必要な便利な解き方やテクニックも記載されているので、更なるレベルアップも目指せます。
かなり難しい問題集となっているので、基礎が十分に理解できている難関校を志望している人だけにおすすめです。
中学受験 理科の問題集&参考書のおすすめ人気ランキング【2024年最新版】まとめ
いかがだったでしょうか?勉強において参考書・問題集選びはとても重要です。ここでご紹介した参考書・問題集はどれもおすすめできるものですが、自分のレベルにあったものを選ぶように注意してください。何冊も参考書・問題集を買う必要はありません。自分のレベルに合った参考書・問題集を最後までやり切って完璧に理解したら次の参考書・問題集へ移りましょう。
なお、中学受験アンサー編集部は、中学受験で合格を勝ち取りたいのであれば、理科よりも学習センスがいらない社会をまず最初に固めるべきだと感じています。社会には物理や化学などといった難しい計算問題は一切出題されません!暗記教科なので理科と違って学習センスは必要なく、覚えたことがそのまま得点に繋がります。
社会は効率良く勉強すれば、短期間で偏差値を大幅にアップできる教科です。実際に、正しく社会の勉強をしてたった30日間で偏差値を10以上アップさせたお子さんは実在します!社会で多く問題を解けるようになれば、その分総合得点も上がるので中学受験で第一志望に合格できる可能性は高まります。
人生に一度しかない中学受験、せっかく受験をするのであれば、合格を勝ち取りましょう。
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