「中学受験の面接ではどういったことを聞かれる?」「自分の子供が上手く面接の受け答えをできるのか心配」といった悩みを抱いている方は多いでしょう。お子さんが面接官の質問にスムーズに答えられるのかどうか、不安になってしまうのも無理はありません。
そこでこの記事では、中学受験の面接における模範解答をご紹介していきます。面接で重要な要点を押さえているだけでも、気持ちに余裕ができると思いますので、是非最後までご覧ください。
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中学受験の面接前に知ってくべき基礎知識
中学受験は、学力試験がメインになるため、学力試験の結果が、合否を大きく左右します。そのため、学力試験に向けた勉強をしっかりとするのが基本ですが、中学校によっては、学力試験の他に、「面接」が実施される中学校もあります。高校面接や企業面接など、人生において面接をしなければならない場面は多く存在しますが、面接の経験がないお子さんはおそらく中学受験が人生初めての面接となるのではないでしょうか。
塾に通っている場合だと、塾のほうで面接の回答例を配って、面接練習をする機会を設けてくれる場合もありますが、塾でそのような対策をしてくれない場合でも安心して下さい。中学受験の面接は、ある程度質問されることが決まっていますので、それをこの記事では徹底的にまとめていきます。
また、中学受験の面接においては子供だけでなく、親も参加しなくてはならないケースもあるのです。「受験者のみの面接」「受験者複数による面接」「受験者とその親の面接」など、中学受験の面接はさまざまな形式で行われます。そういった色々な形式に対応できるようにするために、本記事を参考にして、中学受験における面接を、親子で対策していきましょう!
中学受験の面接前にチェックしておきたい3つのこと
「服装のマナー」「入退室のマナー」「面接時のマナー」など、面接前にチェックしておきたいことがあります。面接自体が上手くいってもこれらの基本的な部分が疎かでは、面接官に悪いイメージを持たれてしまうこともあるでしょう。
一方、服装や入退室のマナーなどがしっかりできていれば面接の受け答えが多少ズレてしまっていても、悪いイメージを持たれることはありません。
中学受験においても面接の基本的な部分は大切なので、早速見ていきましょう。
服装のマナー
「中学受験って服装はどうしたらいいの?」というように思いますよね。受験者であるお子さんの服装や、保護者である親はどういった服装をしていくのが正解なのでしょうか?
お子さんの服装イメージとしては、清潔感や落ち着きが感じられるようなものが良いでしょう。中着は長袖のシャツを着用し、黒や紺のブレザーとズボンを着用します。ネクタイもしっかり着用しましょう。
気をつけたいことは、子供に合ったサイズの服を購入することです。サイズが合った服を着ると、よりしっかりとした印象を持ってもらえます。
両親の服装としては、フォーマルスーツであれば問題ありません。学校側は子だけでなく親の服装も見ているため、その場に相応しい格好をして望みましょう。
入退室のマナー
入退室のマナーもしっかりと抑えておきたいところですね。まず、入室のマナーから見ていきましょう。入室時のマナーでおさえておきたいところは、「ドアノックは3回」「ドアを開ける前に挨拶」「ドアをしっかりと閉める」「椅子の横に立ち挨拶する」などです。
入室の際、ドアノックは3回が無難とされています。ノックをして面接官から「どうぞ」と言われたら、「失礼します」と言ってから入室します。面接官から返事が返ってこない場合は、しばらく待ちましょう。入室したら用意されている椅子の横に立ち挨拶をし、「おかけください」と言われてから席に座りましょう。
面接が終わったら退室です、退室時のマナーとしては「立ち上がりお礼をする」「ドアを出る前にもう一度お礼をする」「ドアを丁寧に閉める」ということが挙げられます。
面接が終わったら席を立ち、面接をしてくれたことに対しお礼を申し上げ一礼を行いましょう。そして、ドアの前でもう一度お礼をすることが大切です。最後にドアから出るときも、丁寧にドアを閉めます。終わりが肝心です。
社会人としても必要なマナーになるため、面接前にお子さんとしっかり練習しておきましょう。
面接時のマナー
面接時においては、最低限の言葉遣いや表情、態度に気をつけます。お子さんが敬語をしっかり話せるように面接の練習を行っておきましょう。その際、お子さんの表情や態度にも注意しておくことが大切です。
中学受験の面接で受験生への8つの質問とその模範解答
面接時の基本的なマナーについて抑えたあとは、本番となる面接においての質問について見ていきましょう。中学受験の面接で受験生がよく聞かれる8つの質問と、その模範解答についてご紹介していきます。
ここでご紹介する質問への返答をお子さんと反復練習していくことで、本番でスムーズに受け答えができるようになるでしょう。また、中学受験の面接で受験生が質問されることには、「受験する学校についての質問」が多い傾向です。
ここを意識して面接に取り組んでいきましょう。
志望動機
「なぜ、うちの学校に受験したのか?」ということが、最もよく聞かれる質問だと言えるでしょう。志望動機は、社会人の企業面接においても同じく、必ず聞かれる質問だとも言えますね。
受験生がどういう想いで本校を受験したのかを、面接官はチェックしておきたいのです。志望動機次第で、学校に合っている学生なのかどうかを判断されてしまうこともあります。そのため、志望動機をしっかりと明確にしてから面接に臨みましょう。
「御校のサッカー部は県大会で優勝したほどの強豪で、小学校で培ったサッカー部の経験を活かしたいと存じ志望しました」「御校のHPに書かれた〇〇という言葉に共感し志望しました」など、志望動機には小学校時代のエピソードや進学学校のHPを見たときの感想など、具体的な経験を交えて話すと良いです。
筆記試験の感想
「筆記試験はどうだったかな?」ということも、面接官から聞かれることが多いようです。試験問題をしっかりと解けたかということだけでなく、受験生がどうように試験に取り組んだのかを見られています。
「しっかり頑張って試験問題に取り組みました」という、ポジティブな返答が望ましいでしょう。たとえ試験問題が全く解けなかったとしてもネガティブな答えをするのでなく、あくまで前向きな姿勢を示すことが重要です。
通学ルートについて
志望校に合格した場合これから毎日通うことになるため、「通学ルート」についてもよく質問されるようです。どのような経路で学校まで登校するのか、利用する交通手段や乗り換えの駅、その通学ルートはどのくらいの所要時間なのかを、しっかりと把握しておきましょう。
通学ルートについて細かく答えられることによって、「入学したいという意思がしっかりあるな」と、面接官に思ってもらうことが可能です。
入学後どうしたいか
志望中学に入学したあと、「何の科目に力を入れるのか」「所属したい部活動・クラブ活動」などを聞かれることもよくあります。通学ルートと同じく入学後のイメージをしっかりと持っているということが、入学の意欲が伝わることにつながるのです。
滑り止めで受験している中学の場合、入学後のイメージをすることは大変だと思います。しかし、「入学後は得意だった国語をさらに伸ばし、学年トップの成績を出したい」「今まで経験がなかった芸術部に入り、賞をとりたい」など、できれば入学後のイメージはしっかりと持っておくと合格しやすくなるでしょう。
併願校について
「うちの学校以外に受けている学校はある?」という質問にも、しっかりと答えられなければなりません。「御校以外にも受験している学校はありますが、御校が第一志望です。」というように、おさえておきたいポイントは、滑り止めだという表現をしないことです。
基本的には正直に答えることが理想ですが、受験している学校が第一志望だということを伝えるのが良いのではないでしょうか。また、第一志望だという理由についても明確にしておくことが大切です。
自分の家族
「あなたは何人家族ですか?」という質問にも、「父、母、姉、弟、私の5人家族です。」のように答えましょう。
この質問の場合は、「5人」とだけ答えれば良いわけではありません。家族には誰がいるのか、具体的に答える必要があります。
長所と短所
自分自身の長所や短所についても、しっかりと把握しておきましょう。長所や短所を話す時に意識するポイントは、エピソードを交えて簡潔に伝えることです。
「私の長所は運動神経が良いところです。なぜなら小学校の運動会ではクラス対抗のリレーに参加し、クラスの優勝に貢献することができました」というように結論を最初に述べ、根拠を伝えていくと良いでしょう。
また、短所については「どう切り出していけばわからない」という方も少なくないと思います。短所については正直に話しても問題ありません。大切なことは、「私の短所は早起きができないところです。しかし早く寝ることを心がけたり、寝る前にスマートフォンをいじったりしないということで早起きができるように努力しています」というように、短所を克服しようとしている姿勢を示すことです。
自分自身の長所や短所を再確認してみることから始めてみましょう。
小学校生活について
受験者はどういった小学校生活を送ってきたのかを、面接官は質問してくることがあります。友達や先生との関係や得意だった科目など、さまざまなことを聞かれるでしょう。
こういった小学校生活においての質問には、その経験からどういったことを学んだのか、そういった経験をどう活かすかを答えられると良いです。「私は小学生のときに親友と喧嘩をしてしまいました。喧嘩した原因は私にあったので素直に謝ったらすぐ許してくれました。この経験から、素直に謝ることの大切さを学びました」など、実体験から話すとわかりやすく伝わるでしょう。
中学受験の面接で親への3つの質問とその模範解答
それでは、親が面接で聞かれる質問と模範解答について見ていきましょう。意識したいポイントは、子供と親の回答がちぐはぐになってしまわないことです。大げさに例えると、子供が「国語が好き」と言っているのに対し、親は「子供は国語が嫌い」と矛盾してしまうことです。
そのため、子供のことをよく理解した上で面接に挑まなければなりません。また、中学受験の面接においては「親子関係」についてもよく聞かれます。親が子供のことをしっかりと理解しているかどうかにもつながってくるからです。
子供の性格について
中学受験の面接では、「子供の性格」について質問されることが多いです。子供の性格について話すときは、長所や短所に触れることもあるでしょう。上述したとおり、その際は子供が面接で話すことと矛盾しないように気をつけます。
「うちのせがれが申したとおり、せがれは算数が得意なので入学後は数学により一層取り組んでもらいたいです」というように、話のつじつまが合うように話しましょう。
子供かわいさのあまり、面接の場で自分の子供をベタ褒めしないことも大切です。自分の子供を正しく理解することに欠けていると思われてしまうかもしれません。あくまでありのままの我が子について話していきましょう。
子供とのコミュニケーション
「普段、ご家族ではどのようなコミュニケーションをとられていますか?」というように聞かれることもあるでしょう。子供とのコミュニケーションをどのようにとっているかで、「親が子供を理解した上での学校選定ができているか」を見極めたいからです。
- 「子供が悩み事をしているときはよく聞いてあげる」
- 「学校であったことや感じたことをよく話し合う」
- 「好きなことや嫌いなことを知っている」
このようなことがわかれば、子供とのコミュニケーションをよくとっていることが伝わるでしょう。親子関係や我子への愛情が面接に伝われば、尚良いと言えますね。
子供に将来どうなってほしいか
「お子さんは我が校でどんなことを学び、どういった大人に成長してほしいですか?」というように聞かれることもあるでしょう。これは、保護者が受験学校について正しく理解しているかということや、学校の印象について面接官が知りたいから質問するのです。また、子供の進路をしっかり考えているのかということも見ているでしょう。
「御校には◯◯という伝統があり、それをとおしてせがれに◯◯を学んでもらい、将来は◯◯として成長してもらい」というように、明確な将来のビジョンを話せると理想です。ここでも、子供が話す志望動機と親が話すことが、ちぐはぐにならないように気をつけましょう。
中学受験 面接の質問に対する応答練習
中学受験を行っている中学校の多くは、学力試験のみの場合が多いです。しかし、中には学力試験の他に、面接を行っている中学校もあります。中学受験の面接は、それほど大きく合否に関わってくるものではないのですが、学力試験からは知ることができない、受験生の情報を学校側が把握するために、敢えて行っている中学校もあります。
学力試験の結果が合否のボーダーライン付近だった時は、面接の内容が重視される可能性もあるので、決して気を抜くことはできません。また、面接練習が不十分なまま、中学受験の本番を迎えてしまうと、気持ち的にも不安定な状態になり、学力試験のほうにも影響を及ぼしかねません。
ですから、もしお子さんが受験する中学校の中に、面接を行う中学校があれば、親御さんのサポートの下で、事前に練習しておく必要があります。中学受験の面接で、受験生に対して質問することは、どこの中学校も大体同じです。
具体的な例を挙げると、次のような質問をされます。
◆志望動機
◆得意な教科・不得意な教科
◆学力試験の感想
◆小学校時代の思い出(委員会・クラブ活動など)
◆趣味
◆特技
◆将来の夢
◆友人関係
◆家族のこと
◆小学校での欠席・遅刻の理由
◆併願校について
◆自分の長所・短所
◆休み時間の過ごし方
◆入学してからやってみたいこと
◆入学したら入りたいクラブ
このような質問をされるので、「この質問にはどう答えたら良いのか」ということを、あらかじめお子さんと一緒に考えておきましょう。また、面接官からの質問に対して、ハキハキと答えられるように、練習しておくことも大切です。
おそらく、ハキハキ答えられるように練習していても、本番では緊張してしまって、ハキハキと答えることができなくなる可能性も高いですが、それでも練習しておかないよりは明らかに良いです。
面接練習をする場合、塾のほうで練習する機会を設けてくれる場合もありますが、家庭でも積極的に行うと良いでしょう。ただ、親御さんが相手だと、だらけてしまう可能性もあるので、親御さんではない人に練習をお願いする機会も設けたほうが良いと思います。
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冒頭でも述べた通り、中学受験を控えたお子さんの総合点をあと10点アップさせたいのであれば、社会の勉強を徹底的にやらせるべきです!今から算数や国語、理科の勉強をしてもあまり得点アップには繋がらないかもしれませんが、社会であれば暗記教科で学習センスも必要ないので、中学受験直前期でも得点アップを狙えます!
ただし、闇雲に社会の勉強をしても、残りわずかな時間を無駄に浪費してしまうだけです。最速で社会の偏差値をアップさせたいのであれば、社会に特化した教材を活用しましょう!おすすめの教材は、短期間で社会の偏差値を10以上アップさせた受験生が続出している「スタディアップの教材」です!こちらの教材であれば、時間が限られていても社会の得点をアップさせることができるでしょう。
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まとめ
いかがだったでしょう。中学受験における面接の対策方法が見えてきたでしょうか?面接は練習を繰り返せば繰り返すほど場馴れしていきます。面接に慣れることができれば、自分自身の魅力を上手に伝えられるようになるでしょう。
また、中学受験の面接ではよほど常識はずれな言動をしなければ、合否に影響することは少ないです。そのため、あまり意気込みをする必要なく親子のコミュニケーションの一部として、面接対策をしていきましょう!中学受験の面接対策のために、これから練習を行う方も多いかと思います。その練習をする時に、この記事で取り上げた質問は是非答えられるようにしてください。
ここで注意していただきたいのが、この模範解答集はあくまで参考にするだけで、本番では使わないようにして下さい。ここで紹介した質問&模範解答集は面接練習を行う上では優秀になりますが、本番では自分の言葉で話した方が、力が入りますし、説得力が出るからです。
また、面接の模範解答があらかじめ用意されていると、それに頼ってしまいがちですが、ここで紹介した模範解答はあくまでも参考になります。もしも模範解答しか聞かれないと思っていると、変化球の質問が来た場合は、逆に困ってしまうでしょう。臨機応変な対応をするためには、模範解答をベースに練習していって下さい。
もちろん、変化球のような質問も事前に練習をしていく事で、対応できるようになりますから、何事も練習と慣れは大事です。できるだけ自分の言葉の引き出しを増やした状態で中学受験の面接に臨みましょう。
そして中学受験の面接では、質問に対する解答以外にも色々な所を見ています。例えば、答え方、態度、容姿や服装を総合的に見ているのです。ですから、受け答えだけに固執しすぎて、他の部分を軽視しないようにしましょう。
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