中学受験において、記述問題というのは合否を分ける要素となるものの一つです。子どもたちには記述は難しい、書くのが大変、苦手、といったネガティブな感情を持たれることも多くあります。しかし、国語の点数は傾斜配点の学校でも100点満点が基本であり、確実に点数を取らなければなりません。近年の記述問題が増加している傾向を考えると、国語の点数を確実にとるためには記述問題でしっかりと点数を取る必要があります。
そこで、記述問題についてはきちんと対策をして、点数を取れるようになる訓練が必要です。国語力、読解力がなければ記述問題は解けるようにならない、と思われがちです。そのため記述問題で点数が取れるようになるまでは時間がかかるというイメージがありますが、決してそのようなことはありません。記述問題には抑えるべきポイントがあり、そのポイントをつかむことができれば比較的短期間に効果を感じられるようになります。
この記事では、中学受験の国語の記述問題を解けるようになるためのコツと、おすすめの問題集を紹介します。ぜひ参考にして、記述問題で確実に点数をとれるようにしていきましょう。
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中学受験の国語で記述問題を解くコツ
では、記述問題を解くためにはどのようなコツがあるのでしょう。知っておきたい3つのポイントを紹介します。
ゴールを考える
勉強の計画を立てるときにもいえますが、ゴールを意識すると行動をしやすくなります。例えば、1週間後にテストがあるとして満点を取るのをゴールと考えれば、試験までにいつ何をすればよいかがわかってきます。やみくもに勉強するよりも、確実に効果的な勉強方法で取り組めるようになるはずです。
記述問題も同じことがいえます。何も考えずに書き進めていると文字数が足りなかったり、逆に多くなりすぎたり、書くべき内容が途中で分からなくなったりしてうまく書けなくなりがちです。そこで、先にゴールを決めてから書き進めるようにしましょう。
具体的には、締めに何を書くか考えることから始めます。「どんな気持ちですか?」という設問であれば「うれしい気持ち」とか「悲しい気持ち」といったゴールを決め、その前に入れるべき要素を組み立てていくと書きやすいです。また、ゴールは文中よりもイメージをしやすく、記述が苦手な子でもひらめきやすいので、手を止める時間を短くすることができます。
主語と述語を合わせる
ゴールから考えることに共通していますが、述語から考えると文章は書きやすくなります。記述が苦手な子、文章を書くのが苦手な子は、文章を書いたときに主語と述語が不一致になりがちです。書いた文を読み返して何か違和感があると感じたり、伝えたいことがうまく組み込めてないと感じたら、主語と述語が合っているか確認してみましょう。日頃から文章を読んだときに主語と述語が何かを確認する習慣をつけておくと、文章を書く際に自然と主語と述語が合った文章を書けるようになります。
音読をしてみる
記述問題が苦手、思うように答えが書けない、という原因の一つに、問題文がきちんと読めていない、というのがあります。元の文章に書かれていることが読み取れていないために記述の内容が思いつかないのです。そこで、まずは正確に文章を読むスキルを身につけるために、音読をするということをおすすめします。音読をすることによって、読み飛ばしを防ぎ、書かれている内容を一度に頭に入れるトレーニングができます。
中学受験 国語の記述対策におすすめの問題集5選
中学受験の国語の記述問題は塾の教材でも取り組むことはできます。しかし、銃の教材だと記述だけを取り扱うというものがありません。そこで、記述対策を行いたい場合には、塾の教材とは別に記述対策の問題集に取り組むことがおすすめです。ここでは、記述対策に活用したい問題集を5冊紹介します。ぜひ問題演習の参考にしてみてください。
「正解が見える 図と表でわかる国語の読み方・解き方」(KADOKAWA)
この問題集は名前の通り、図と表を用いることによって問題文の構成を説明しています。国語が苦手な子にとって、文章を読んでもその内容が頭に入らない、理解ができないということはよくあることです。そこで、この問題集では、文章の内容を理解しやすくするため、文の構造やつながりを図式化して解説をしています。まずは参考書でどのように文章を読むと内容が理解できるようになるのかというコツを説明し、その後別冊の実践問題集で解き方を確認する二段階構造です。ただ参考書を読むだけでなく、問題集もついているのできちんと内容の定着が図れます。
「中学入学試験問題集 国語編」(みくに出版)
この問題集は実際の入試問題をもとに作成されています。そのため、子どもたちも中学入試の国語の記述問題で必要なスキルやレベルがイメージしやすいです。また、入試問題に触れられるということでモチベーションアップにもつながります。内容としては、中学入試本番の少しレベルの高い問題が並ぶため、塾のテキストや基礎内容のものに比べるとレベルが高めです。中学入試でよく見かける、ひっかけ問題や行間を読んで答えるといった問題の練習ができます。多くの過去問に触れることにより、出題パターンを理解して解き方のコツを身につけることができる教材です。
「ウイニングステップ」(みくに出版)
ウイニングステップは、学年別、テーマ別に学習ができる教材です。中学受験塾である日能研が問題データベースをもとにして作成しているため、中学入試で出題されやすい国語の問題を学年別にまとめて作成をしています。そのため、苦手なジャンルを自分のレベルに合ったところから取り組めるようになっています。問題集は記述だけでなく、語句などの知識もあるため、一通りこなすと記述対策はもちろんのこと、国語全般の底上げが可能です。
「読解作文トレーニング」(水王社)
テーマに合わせて作文をすることができる教材です。本格的にどんどんと文章を書くトレーニングをしたいという時にぴったりな教材といえます。テーマに合わせて作文を書いていく仕組みになっており、パターンごとの記述のコツを身につけることができます。解説もしっかりと書かれているため、テーマごとにどのように解答を組み立てていけばよいかがわかりやすいです。たくさん文章を書きたい人、毎日様々なテーマで文章を書いて力をつけたい人におすすめします。
「特進クラスの国語」(文英堂)
この問題集は名前の通り、難関校の問題対策の教材です。難易度の高い記述問題対策をしたい、基礎ができあがったのでさらに上を目指したい、というときにおすすめをいます。問題集の中では、コツを含め、記述問題を解くために知っておきたい仕組み、テクニックといった情報がしっかりと詰め込まれています。また、文章が長い問題も多く取り扱われているため、速読のトレーニングもできます。
問題集は自分に合ったものを選ぶことが大切
国語の記述対策の問題集は、ここに紹介した以外にもたくさん販売されています。どうしても購入する際には、過去問をもとに作成されたとか、難易度の高いものとか、少し難しめのものを購入したほうが良いように思われがちです。しかし、最初から難しいものを解こうとしても解けるものではありません。少しでも確実に問題を解けるようにするためにも、自分のレベルに合ったものを選ぶようにしましょう。
また、人によって解きやすい問題集は異なります。紙質や色使いなど、好みも様々です。そこで、可能であれば実際に本屋に行き、実物を目にしながら子どもたちに選ばせるようにしましょう。レベルと解きやすさが合っているものを選ぶことで、子どもたちも自発的に取り組むようになります。
中学受験の場合、国語以外にも記述問題対策は必要
記述問題対策と聞くと、誰もが国語のことをイメージします。しかし、記述は国語だけではありません。社会でも最近は記述問題が増えており、対策が必要です。社会も、国語同様にコツをつかめば確実に答えられるようになります。社会の記述問題のほうが文字数も少なく、国語よりも早く書き方のコツが身に付き、なおかつ社会で学んだことを国語に生かすことができます。そこで、国語の記述が苦手な場合には、できるだけ早めに社会の記述対策も行っておくことが望ましいです。
中学受験の社会の記述対策は「記述の戦場」がおすすめ
社会の記述対策をするなら、スタディアップの「記述の戦場」をおすすめします。この教材では、中学受験でよく出題される社会の記述問題のパターンを3つに分け、それぞれの問題の特徴を説明しています。地理、歴史、公民、それぞれに10問ずつの30問で解き方のコツを説明し、パターンを理解したらほかの問題でもその解き方を応用して対応できる記述のスキルを身につけられる内容になっています。
最短距離で社会の記述対策ができ、なおかつ国語でも活かせるスキルを身につけることができる、とても有効な教材になっています。
まとめ
今回は、中学受験の国語の記述問題対策について紹介をしました。記述問題は年々出題されるようになっており、今はほとんどの学校で対策が必要なものです。早いうちから対策をして、解き方のコツを身につけておくようにしましょう。
また、記述問題は国語だけでなく、社会でも出てきます。社会の記述問題も、国語同様に年々増加傾向です。社会の記述対策にはスタディアップの教材が非常に効果的です。毎日の学習に取り入れることで、効率的に社会の記述対策ができ、なおかつ国語でも役立つスキルを身につけることができます。
中学受験は算数や国語ではなく、「社会」の出来で合否が決まります!
そのため、第一志望に合格したいのであれば、社会を家庭学習でまず最初に固めるのが断トツの近道です!
【社会を最初に固めるべき理由】
● 算数の1点と社会の1点は、総合点で考えれば同じ1点
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