中学受験の国語の試験では、ほぼすべての中学校で漢字の問題が出題されます。受験で出題される範囲の漢字は膨大で、一夜漬けで覚えられるようなものではありません。そこで日頃から少しずつ覚えて、しっかりと準備をする必要があります。
確実な得点源になるものだからこそ、早いうちから対策をしておきたいものです。しかし、覚えるのが得意な子もいれば苦手な子もいます。その子に合った教材を選ばなければ限られた時間のなかで効率的に漢字を覚えることはできません。
そこでこの記事では、自宅学習でも取り入れやすい、漢字の受験対策におすすめの漢字学習のテキストを紹介します。ぜひ、参考にしてお子さんの学習に適した1冊を探してみてください。
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中学受験の漢字学習の必要性&取り組み方法
中学受験で漢字は必ず出題されるからといって、誰もが必ず漢字の問題集を購入して取り組まなければならないわけではありません。具体的に、どのような人が取り組む必要があるのでしょう。
塾で漢字テストがある場合には塾のテキストを優先する
中学受験のために塾に通っている場合には、漢字の課題が出題され、漢字テストが実施されるというところが多いです。塾では漢字テストの勉強以外にも、たくさんの宿題が出ますし、他の強化の勉強もあります。塾の漢字テキスト以外にもさらに漢字の問題集に取り組もうとしてもなかなか時間をとることができません。そこで、塾で漢字テストが実施されていて、なおかつ漢字のテキストも配布されているという場合には、塾のテキストを優先するので良いでしょう。
塾の漢字課題が無い場合には積極的に取り組むべき
ただし、塾によっては早い時期から漢字テストがなくなることもありますし、漢字の課題は一切行わないというところもあります。また、塾に通う以前の小学校低学年のうちならば、家庭学習の習慣をつけるために漢字に取り組むことはとても効果的です。漢字であれば、保護者が横について解き方を教える必要もありません。自分一人で取り組みやすく、学習習慣を早いうちから身につけやすいです。
学習習慣を身につけるための漢字学習の方法
塾の漢字課題であっても、家庭で用意した課題であっても、漢字の取り組みは毎日の生活の中でルーティンワークにしてしまうのが効果的です。朝起きて朝食前に済ませるようにしたり、学校から帰って最初に取り組むものにしたり、夕食前に取り組んだり、と取り組む時間はどこでも構いません。大切なことは毎日続けやすい時間を選ぶということです。
漢字の書き取りやテスト勉強であれば、はじめは30分ほどかかったとしても、慣れてくれば5分から10分ほどで終わらせることができるようになります。できれば毎日の取り組みの中で、ただ漢字を書くだけでなく、その場でテストをするようにしましょう。短時間d絵覚える練習をすることで、他の科目の暗記事項も素早く正確に覚える練習になりますし、集中力をつける練習にもなります。
中学受験の漢字勉強用の問題集の選び方
中学受験の漢字を取り扱った問題集は豊富にあります。そのため、書店に行ってもどれを選べばよいか迷ってしまうことも少なくありません。また、中には子どもに取り組ませようと購入したのに全く手つかずの状態で残っているというケースもあるでしょう。漢字の問題集を選ぶのにはいくつかのポイントがあります。
現在のレベルに合ったものを選ぶ
せっかく問題集を購入して漢字に取り組ませるなら、できるだけ難易度が高くてたくさんの漢字が掲載されているものの方がいいと思う保護者も多いです。しかし、子どもたちにとっては解いてもなかなか進まなかったり、難しい問題が多かったりすると、解いていても楽しくないですし、どんどんとモチベーションが下がっていってしまいます。
そこで子どものレベルに合った問題集を選ぶようにしましょう。テンポよく覚えることができて、すぐに問題集が終わったとしても、新しい問題集を購入すればよいのです。1冊終わらせることができれば子どもにとって自信が付きますし、モチベーションが上がってもっと頑張ろうと思うきっかけにもなります。
低学年や勉強が苦手な子はドリルタイプから
はじめから、問題集に書いている漢字をノートに書き取りして勉強するというのはハードルが高いです。特に勉強が苦手な子や、低学年でこれから学習習慣を身につけようとしている場合には、まずは簡単で取り組みやすいものから始めるのがよいでしょう。
そこでおすすめなのが切り取って使えるドリルタイプのものです。その日のノルマを切り取って渡すようにすれば、子どもも何に取り組めばいいか明確ですし、冊子になっていないので書き込みやすいです。朝食前や夕食前に食卓に用意しておけばすらすらと解ける点でも便利です。
もちろん慣れてくればドリルタイプのものから少しずつ冊子のものに切り替えていき、ノートに書き取りをする練習もしていきましょう。ただ漢字を覚えるだけでなく、基礎学習の習慣を身につけていけば、他の科目の受験勉強も進めやすくなります。
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中学受験 漢字対策におすすめの問題集6選
では、具体的にどのような問題集に取り組んでいくと良いのでしょうか。これから紹介するものの中から、子どもたちのレベルや学年によって適切な問題集を選ぶようにしましょう。
「漢字の要」(代々木ライブラリー出版)
漢字の要シリーズは名前の通り、入試の要となる頻出漢字がまとめられた問題集です。サピックスの受験指導の内容を踏まえたオリジナルの構成になっていますが、他の塾に通っていても、混乱することなく進めることができます。
分厚くて問題も多いため、初めのうちはすべて解き終えることができるか不安になるかもしれません。しかし、出題されやすいものから単元ごとにまとめられているので、少しずつ進めることができます。学習指導要領外の範囲についても別にされているので、受験する学校で学習指導要領外の漢字が出題されない場合には除外しやすい点でも人気です。
問題集だけでなく、漢字を勉強するのに参考書が欲しいという場合には、同じシリーズの「SAPI×漢」を併用することをおすすめします。小学校で習う漢字を学年別に収録している漢字字典タイプのもので、筆順や画数、用例といったものもわかりやすくまとめられています。中学受験でも、学校によっては漢字の読み書きだけでなく、画数や筆順が出題される学校もあります。そういった学校を受験する際には、塾の授業ではなかなか確認する機会がないので、こういった参考書が手元にあると効率的に学習できて便利です。冊子が大きいですが、持ち歩かず家庭学習で使うのがメインとなる教材なのであまり気になりません。
「中学入試 でる順過去問 漢字 合格への2610問 四訂版」(旺文社出版)
「でる順」は、他のシリーズも人気を集める中学受験の問題集です。近年の中学入試で出題された問題を丁寧に分析し、名前の通り「でる順」に頻出漢字を掲載しています。単元ごとに3ステップ構成で、テキストに従って進めていくと漢字練習からテストまで取り組むことができます。
問題集の中では漢字の読みと書き以外にも、四字熟語や対義語・類義語、画数などの問題も掲載されています。そのため、受験校で漢字の読み書き以外の知識が出題される人もこの1冊で一通りの知識がチェックできるので、あれこれ問題集を広げる手間がかからない点も便利です。最後に直前チェック用の仕上げの100題が用意されているので、受験直前までこの1冊で十分に対策ができます。
また、この問題集は巻末に近年の中学受験の国語の入試傾向と対策について書かれた分析記事も掲載されています。子どもたちだけでなく、保護者にとっても参考になる、充実の問題集です。
「漢字マスター一〇九五題 改訂新版」(日能研教務部出版)
漢字マスターシリーズは中学受験教材のロングセラーでもあります。学年ごとに学習指導要領に基づいて教材が構成されています。タイトルにある1095というのは、一日3題ずつ漢字を覚えれば、1年間(365日)で1095個になることに由来するものです。
毎日3題ずつであれば、これから受験勉強を始める子が学習習慣を身につけるために取り組むために挑戦しやすい量です。塾に通っていて漢字が苦手で別教材に取り組みたいという子にも取り入れやすいです。問題文も具体的な短文が使われていて、すぐに漢字の語句や意味を理解して覚えることができます。漢字を覚えながら、実践的な国語力も身につけることができる教材です。
「中学入試 よくでるランキング 漢字と語句」(みくに出版)
こちらも過去の中学入試の問題から、多く出題されている漢字や語句をランキング形式で収録している問題集です。実際に入試で出題されたものであるため、子供たちにとってもモチベーション高く取り組むことができます。
この教材の良いところはことわざや語句の収録内容が充実していることです。ただ正解が書かれているだけではなく、解説ではことわざや慣用句の意味が掲載されています。他の参考書や辞書を開かず、問題集だけで勉強が完結するので効率的です。出題形式についても解説がされているので、実戦形式の問題を解きたい子たちにとっても、どのような問題が出題されているのか知りたい保護者にとっても参考になる1冊です。
「漢字 合格の2730題」(声の教育社出版)
漢字の読み書き以外にも、部首や画数、筆順、対義語などの知識についても掲載されている問題集です。漢字の読み書き以外の知識が出題される学校を受験するなら、この1冊に取り組むようにすれば十分対策ができます。問題集はテスト形式になっており、過去の入試の出題順に並べられています。
テキストはテスト形式になっており、1回のテストは30問。時間にすると15分ほどで2回分のテストが行える量です。短時間で取り組むことができるので、毎日朝食前や夕食前など、決めた時間に取り組むルーティンがつけやすいです。
もう一つ、このテキストの特徴として、すべての問題に出題校が書かれています。学校名が書かれていることで「志望校で出題された漢字が書けた!」とか「御三家で出題された問題が解けた」とかといった体験ができ、実力がついていることを感じやすいですしモチベーションも高めやすいです。
「国語暗記分野3700」(増進党・受験研究社出版)
漢字の読み書きだけでなく、同音異義語や同訓異字、四字熟語、ことわざなど知識分野まで3700語を収録している問題集です。入試カバー率99.8となっており、小学校で習う知識分野が網羅されています。
テキストの中身は基礎から難関校レベルの3段階で構成されているので、受験する学校のレベルや出題傾向、知識の習得状況に合わせて進めることができます。今から受験勉強を始めるという人から、難関校対策として塾でカバーできない部分を補いたいという人まで幅広い人が使える内容です。中学受験以降にも役立つ知識も豊富に掲載されています。
教材選びは実物を見て決めることが大切
漢字の問題集を購入する際、最近ではインターネット通販を利用する人も多いです。書店に行かなくても自宅から注文できますし、最近は翌日には手元に届くことも多いので、すぐに購入できるよう、あえてインターネット通販で注文するという人もいるでしょう。
しかし、子どもたちにしっかりと問題に取り組んでもらうためには、できるだけ書店に出向いて実際に本を見て・触って決めることが大切です。
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まとめ
今回は、中学受験生が家庭学習で使うのにおすすめの漢字対策のテキストを紹介していきました。漢字は出題されない学校が無い、といっても過言ではないくらいほぼすべての学校で出題されます。そのため確実に得点源とするためにも、早いうちから取り組んで身に着けておきましょう。
確実に覚えていくために大切なのは、子どもたちが取り組みやすいテキストを用意することです。さまざまな漢字の問題集や参考書が販売されていますから、実際に手に取ってみて使いやすいものを選ぶようにしましょう。子どもたちは自分で選ぶことで取り組みやすいテキストを手にすることができるだけでなく、自分が選んだからきちんと取り組まなければならないという気持ちも持つことができます。
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