塾に行かずに中学受験!合格するための自宅学習法&問題集

塾に行かずに中学受験!合格するための自宅学習法&問題集

中学受験といえば小学校4年生頃から塾に通うのが定番となっています。しかし、中には塾に通うことなく受験をするという家庭もあります。受験する中学校によって難易度も入試の出題傾向も、面接の有無も様々です。そのため、塾に通わずに中学受験をするということは決して不可能なことではありません。

とはいえ、塾に通わず、親子で勉強を進めていくというのは簡単なことではありません。計画的に進めていかないと間に合わなくなりますし、志望校のレベルに届かない可能性もあります。早いうちから子どもの能力や得意不得意を理解し、適切な学習内容を提示していくことが大切です。

そこでこの記事では、塾に行かずに中学受験を検討している人に向け、親子で受験を乗り切るために気を付けるべきことや、どのような勉強をすればよいのか、どのような教材が良いのかを紹介していきます。

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目次

塾に通わず中学受験をする際には親子でしっかり意思確認を

中学受験をする年齢になると、子どもたちも反抗期に差し掛かってきます。今までは親の言うことを何でも聞いていたのに反抗したり、わざと親の言うことを聞かなくなったりすることも少なくありません。そのような状態になるとなかなか思うように勉強も進まなくなります。塾に通わず受験勉強をするとなると、親子で協力し合うことが不可欠です。

そこで、受験勉強を始める前にいくつか約束をしておきましょう。

勉強のスケジュールを決めておく

塾と違い、家庭での勉強は自分のペースで勉強できるため、どうしてもスケジュールが乱れがちです。塾のように時間割を決めていても、苦手なものに取り組まなかったり、好きなものばかり取り組んだり、苦手や難しいもので予想以上に時間がかかりほかのものに手が回らなかったりといったことが起こることもあります。

そこで、ある程度まんべんなくすべての科目の勉強ができるようにスケジュールを組んでおきましょう。塾と同じように「〇曜日の〇時から〇時までは算数」といった形で時間割を組んでおくようにします。もちろん、中には内容が難しくて思うように進まなかったり、体調が悪くて取り組めなかったりすることもあるでしょう。そのようなときの調整日として土日を活用するようにすると、ルーティンとして毎日の勉強が進めやすく、カリキュラムも滞りにくいです。

親子で勉強の約束をしっかりと決めておく

塾に行かずに家庭で勉強することになると、子どもたちも家にいる時間が長くなります。そうすると、どうしても遊んでいる様子が目についたり、集中して勉強していない様子が目についたりしてケンカになりがちです。

そこで、余計なケンカを増やさないためにも、親子で勉強についてのルールを決めておきましょう。例えば以下のようなルールがあると、子どもたちの取り組み状況も把握しやすいですし、遊んでいてもやるべきことが終わった後ということで安心して見ていられます。

  • 勉強している様子がわかるようにリビング学習にする
  • スマホやタブレットは部屋に持ち込まない
  • 課題が終わったら保護者に提出
  • ゲームをしていいのは課題が終わって夕食前のみ

子どもたちの学習への取り組み方や意識、保護者の家庭にいて勉強の様子が見られる時間といったものによって家庭ごとにアレンジをしてルールを決めていきましょう。もちろん、実際に勉強をしている中で少しずつルールを変える必要が出てくる場面もあります。そのときも保護者が一方的にルールを変えるのではなく、親子でしっかりと話し合って決めることが大切です。

保護者は管理者として見守る姿勢を大切にする

塾に行かずに中学受験するとなると、家庭での学習だけで受験することになります。そのため保護者としては「少しでも時間があったら勉強をさせたい」「苦手な科目はできるだけ多くの時間取り組んでほしい」といった気持ちが出てくるものです。

しかし、子どもたちもまだまだ幼く、受験をしたいとか志望校に合格したいとかという気持ちがあったとしても、受験まで高いモチベーションを維持することは簡単なことではありません。

ときには勉強をサボったり集中力に欠けたりすることもあるでしょう。そのようなときにすぐ叱るのではなく、様子を見ることが大切です。塾に行かずに勉強すると、周りの受験生の様子も見えないのでペースを維持するのはとても苦労します。子どもたちにとって保護者は頼れる存在であり、一緒に受験を乗り切る仲間であることを意識しましょう。

塾に行かずに中学受験する際の教材選びの方法と学習の流れ

塾に行かずに受験勉強するとなると、教材も自分たちで選ばなければならなくなります。様々な教材があるため、どれを選べばよいか迷ってしまうことも少なくありません。そこで、受験までにどのような流れでどんな教材を選べばよいかを紹介していきます。

基本的には塾のカリキュラムを意識して進める

家庭で受験勉強をする際には、子どもの理解度に合わせてペース配分をすることができます。これはメリットである反面デメリットにもなる可能性もあります。子どものペースに合わせすぎると進度が遅くなり、受験までに身につけるべき知識が身につかなくなる可能性があるためです。

そこで、子どもたちの状況は加味しつつも塾のカリキュラムをベースに学習を進めていくようにしましょう。

外部模試を受けるためにもスケジュールは塾準拠を目指すのがベスト

塾のカリキュラムを意識することは、学習の進捗管理に役立つだけではありません。ほとんどの学習塾は同じようなカリキュラムで授業スケジュールが組まれています。そのため、受験生を対象とした外部模試の試験範囲も塾のカリキュラムに準拠して組まれているのです。

塾のカリキュラムと同じ流れで勉強をしておけば、定期的に外部模試を受けることができます。外部模試を受けることは成績状況を把握するのに役立つだけでなく、大きな会場で試験を受ける練習になる点もメリットです。普段塾に行かず家庭だけで学習していると自分の学力がどのくらいの状態なのか、志望校との乖離がどのくらいあるのか、というのが判断しにくいです。そのため定期的に模試は受験するようにしましょう。

参考書と問題集をセットで用意する

受験で必要となる知識は内容も膨大で、問題集を読んでいるだけで覚えられるようなものではありません。知識を身につけるためには参考書を読んで理解するだけでなく、出てくる内容が身についているか確認するための問題演習も必要です。そこで、参考書だけでなく確認するための問題集も合わせて用意するようにしましょう。

問題集は基礎レベルから応用レベルまで様々なものがありますが、はじめから難しいものを用意する必要はありません。レベルに応じて無理なく解き進められるものから始め、少しずつレベルアップを目指していきましょう。どの科目も解き直しの際に、なぜ間違えたか、どこが違っていたのか、ということが確認しやすいように解説が丁寧なものを選ぶのがおすすめです。

中学受験の過去問演習は小学6年生の秋以降

家庭で勉強すれば自分のペースで進められる、自分の志望校の対策だけできる、というのが強みです。そのため、中には早い段階から志望校の過去問演習に注力しようと考える家庭もあります。たしかに過去問演習をすることで志望校の対策は進められますが、いくつかのリスクがあるので注意が必要です。

まずは、基礎知識がないと過去問も解けない問題が多い点です。反復練習の成果で過去問の問題は解けるようになったとしても、基礎知識がないと周辺知識は解けないことも少なくありません。確実に解ける問題を増やすためにも、基礎知識の部分を養っておくことは大切なのです。

次に、過去問の出題傾向が変わるというリスクがあります。受験問題にはトレンドがあり、数年に一度入試問題の傾向が変わることがあるのです。長年同じようなタイプの問題を出題していても、突然全く違う傾向の問題を出題するという可能性もあります。万が一、まったく違う傾向の問題が出題されてしまうと、過去問で同じような問題しか対策していないと手も足も出せなくなるかもしれません。そこで、どのような問題が出題されても困らないよう、過去問以外の問題にも取り組んでおくことが必要なのです。

基礎的な学習内容を小学6年の夏休みまでで一通り学習したら、9月以降から少しずつ過去問演習を取り入れ始めましょう。9月から絶対始めなければならないわけではありません。まだ理科が不十分な単元があったり、受験する学校があまり多くなかったり、志望校が完全に決まっていなかったりする場合には無理に始める必要はないです。

過去問演習は塾によっても指示が様々

過去問演習は塾によっても始める時期の指示が全く異なります。子どもの学習状況や志望校のレベル、問題の難易度によっても対策を始める時期は変わってきます。そのためいつから始めるのが正解、というものはありません。塾に通っていないと周囲の状況がわからないため、様々な情報に惑わされがちです。冷静に子どもの学力やモチベーション、志望校と難易度といったものから総合的に判断し、子どもとも話し合って過去問に取り組む時期を決めていきましょう。

家庭学習で中学受験勉強をする際におすすめの教材とその選び方

では実際に受験勉強をするにあたっては、どのような教材を用いて進めるのが良いのでしょうか。一般的な塾の教材や参考書以外にも、取り組みやすいおすすめの教材を紹介します。

基本カリキュラムの教材は使いやすさを重視

問題集や参考書は中学受験の学習塾が販売しているものを購入して進めるのが、カリキュラムに準拠していて進めやすいです。市販の問題集でも構いませんが、どのタイプの問題集でも事前に中身に目を通し、装丁を確認するようにしておきましょう。

子どもによって使いやすい教材は様々です。カラーの方が見やすくてモチベーションが上がるという子もいれば、白黒のものの方がシンプルで見やすいという子もいます。他にも髪質がツルツルで光沢のあるものとザラザラしたものの好みもあります。2年から3年近く取り組むものなので、使いやすさは大切にした方が良いポイントです。できたら実際に手に取って自分に合ったものを購入するようにしましょう。

購入する際には問題集と参考書が一体になったタイプでも、それぞれ購入するのでも構いません。何度も取り組みたい場合には、ノートに書いて解くだけでなく、コピーして繰り返し取り組むのも有効です。

タブレット教材や動画も積極的に取り入れる

小学校5年生や6年生で机に向かって黙々と毎日勉強をするというのは大変なことです。しかし、保護者が毎日隣で学習内容を解説するというのも無理があります。そこで、タブレット教材や動画教材も取り入れるようにしましょう。

タブレット教材や動画教材を取り入れると、勉強せずにほかのゲームをしたり動画を見たりする心配をする保護者も少なくありません。しかし、多くの教材は取り組んだ時間や内容を後からチェックすることができます。もしも不安な場合には、タブレットの操作や動画視聴はリビングで行うようにすれば、きちんと取り組んでいるか確認をすることもできます。

最近は中学受験内容の指導をタブレットや動画で配信している学習塾もあります。塾に行くよりもリーズナブルに受けることができますし、自宅にいながら塾の内容を取り入れることができるのでとても有効です。

基礎学習が終わったら弱点克服教材を取り入れる

塾の学習内容に準拠した教材に取り組んである程度全体的な知識が身についたら、弱点を克服するための単元学習に力を入れていくようにしましょう。一問一答の教材や単元別教材を用意すれば、ピンポイントに苦手な単元に取り組むことができます。

こういった弱点克服教材はすべての科目で用意されています。例えば、国語なら四字熟語や漢字などの知識系の問題集、算数も文章題や図形の単元別問題集、理科は計算問題や知識のまとめ問題、社会は地理・歴史・公民の単元別問題集など、教科によって種類は様々です。不足している部分の知識を補うためにも、教材は分厚いものでなくて構いません。薄いものでよいので反復して何度も解いて弱点克服を目指しましょう。

持ち運べる教材は様々なところで使えて便利

中学受験本番が近づいてくると少しの時間も無駄にしたくないものです。学校の休み時間や、食事ができ上がる前のちょっとした時間など、すき間時間を有効利用することが大切になってきます。そこで利用したいのが持ち運びできる教材です。

例えば、スタディアップの『フラッシュカード』は持ち運びしやすいリングカードの素材になっています。地理、歴史、公民の3種類があり、小学校低学年からゲーム感覚で楽しめる教材になっています。受験勉強を意識する前の段階から、遊び感覚で社会の重要知識を身につけることができる人気教材です。一人で暗記のために活用するだけでなく、親子で問題を出し合うことができるので楽しみながら学習できる点もおすすめできるポイントです。

中学受験の社会では、CD教材も有効なツール

タブレット教材や動画配信と並んで活用したいのがCD教材です。音声だけだと知識が身につかないのではないかと不安に思う保護者も少なくありません。しかし、音声だけだからこそ集中しやすいメリットがあります。

動画を見ながらテキストを見ていると、どうしても確認することが多く聞き漏らす内容が出てきたり、気が散ってしまったりしがちです。しかし、CDだと耳を傾けながら目線はテキストだけに集中することができるので、内容が頭に入りやすいです。特に暗記教科である社会はCD教材での学習を取り入れることで、メリハリがついて学習の効率もよくなります。

社会のCD教材であれば、弊社で取り扱っている『コンプリートマスターCD』が大人気です。中学受験の社会科の必須分野である地理、歴史、公民の3分野をたった13時間(倍速CDなら9時間)で学習することができます。CDに付属しているテキストも非常にコンパクトに要点がまとまっており、しっかりと活用すれば、知識の土台を効率よく定着させることができ、短期間で効果的な学習が可能です。

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まとめ

今回は中学受験を家庭学習だけで挑戦することが可能かどうかを紹介しました。決して不可能なことではないですが、塾に通わないとなると、親子で協力することが不可欠であり、決して簡単なことではありません。親子共にしっかりと話し合い、納得したうえで挑戦することが大切です。

受験勉強をする際には様々な教材がありますが、学習状況やレベルに応じて子どもたちに合った教材を選ぶことが大切です。また、教材によって取り組みやすさも違うので、参考書や問題集も実際に手に取って使いやすいものを選ぶようにしましょう。タブレットやCD教材も積極的に取り入れると、メリハリがついて効率的に学習を進めやすくなります。

中学受験で第一志望に合格したい方へ

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