ここ最近の中学受験では、首都圏以外の関西地区でもここ数年で加熱傾向がみられます。難関校も多くあり、入試も準備が必要です。学校ごとの特色もありますし、入試の特徴も関東とは異なります。そこで、関西での中学受験を検討している場合には事前のリサーチが欠かせません。
中学受験をするとなれば、知っておくべき情報の一つが偏差値です。偏差値だけで受験校は決められません。しかし、合否を知るための大切な指標であり、子どもたちの現状把握や志望校と併願校の決定にとても大切な役割を果たします。
この記事では、関西の中でも京都府の中学受験の偏差値ランキングを紹介していきます。偏差値のランキングと合わせて私立中学受験の特徴やトレンドなど、中学受験をするにあたって欠かせない情報も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
中学受験は算数や国語ではなく、「社会」の出来で合否が決まります!
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関西エリアの中学入試の特徴
まずは京都が含まれる関西エリアの中学入試の特徴について紹介をしていきます。入試日や併願スケジュールなど、中学入試で基本的な情報なので正しく理解をしておきましょう。
中学入試の解禁日
東京神奈川の中学入試が2月1日から始まるように、関西でも私立中学の入試解禁日は統一されています。この統一の解禁日以降から各学校のスケジュールで入試が行われるのです。関西圏の中では大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、和歌山の2府4県で私学協定により入試の解禁日が決められています。これにより、関西圏の中学入試が公平に行われるようになっているのです。
解禁日を設定することは学校側の都合であり受験生には関係のないことのように思われがちですが、そのようなことはありません。解禁日が設定されていないと、どの学校も自由に入試スケジュールを組むことができるようになります。多くの人は中学受験をするにあたり力試しに本命の前にどこか受験をしたいものです。
そこで、どの学校も受験者を増やすために早い時期に入試を行うようになると、受験生もスケジュール調整が大変になります。限られた期間に受験日を設定されることにより、程よく受験校が分散され、受験生もスケジュールが組みやすくなりますし、学校側としても生徒を集めやすくなり、なおかつ受験生の合否の調整がしやすくなるのです。
近県を含んだ受験スケジュールの検討
関東でも東京と神奈川というように県をまたいでの受験をすることができますが、関西圏の場合には他県への移動がスムーズであるために選択肢が関東よりも豊富です。進学しても通える学校も多いため、午後入試や別日の併願校で他県の入試を受験するという家庭も少なくありません。
そこで、あらかじめ他県の私立中学も視野に入れて受験スケジュールを組むことが必要です。ただスケジュールが合うということで併願校として候補に挙げるのではなく、実際に通うことも想定して学校見学をして通いたいと思える学校を選んでおきましょう。近県の入試日についても解禁日が揃っていることで併願校としても組み込みやすいです。
選択肢が豊富だからこそ学校見学が大切
関西圏は関東に比べて交通アクセスが良く、複数の府県の学校を志望校の選択肢に入れることができます。選択肢が豊富というのはありがたい反面、吟味が大変になるという側面もあることを理解しておかなければなりません。
中学受験というのは受験するのがゴールではなく、スタートです。合格した学校に6年間通うことが目的で受験をするので、入学してよかったと思える学校、子どもが楽しむことができる学校を選ぶことが大切になります。そこで、選択肢が多いからこそ早いうちからしっかりと学校見学をして、通いたいと思える学校を絞り込んで併願を組むようにしましょう。
京都にある私立中学校 偏差値ランキング
では、具体的に京都にある私立中学の偏差値はどのような位置関係になっているのでしょう。ランキング形式で紹介するので参考にしてみてください。
順位 学校名 偏差値
1洛星中学校 75
1洛南高等学校附属中学校 75
3同志社中学校 70
4立命館中学校 68
4同志社国際中学校 68
6同志社女子中学校 65
7東山中学校 62
8聖母学院中学校 60
9大谷中学校 55
10平安中学校 52
10京都女子中学校 52
10ノートルダム女学院中学校 52
13華頂女子中学校 50
13平安女学院中学校 50
13京都共栄学園中学校 50
13京都精華女子中学校 50
17京都光華中学校 48
17京都学園中学校 48
19両洋中学校 45
20一燈園中学校 42
20京都文教女子中学校 42
中学受験は算数や国語ではなく、「社会」の出来で合否が決まります!
そのため、第一志望に合格したいのであれば、社会を家庭学習でまず最初に固めるのが断トツの近道です!
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京都エリアで人気のある中学校
京都エリアではどのような学校が人気を集めているのでしょうか。代表的な5校を紹介します。
洛星中学校
洛星中学校は完全中高一貫の男子校です。兵庫県の灘中学校とともに関西の最難関私立中学として多くの男子中学生から支持されています。学校はカトリック系のミッションスクールで、人間教育にも力を入れていて勉強以外の面でも育ててもらえるということで人気です。
学校は閑静な住宅街にあり、落ち着いた環境で勉強ができます。施設もきれいで整っており、部活動にも熱心です。土地柄もあり、京都大学への進学者が多いですが、学校としてはそこまで進学実績に強いこだわりを持っているわけではありません。人間力を高めること、部活動も熱心に取り組んで学生生活を楽しむことを目指しており、その点でも評価されています。ただし、全く勉強をさせないわけではありません。授業は独自のカリキュラムが用意されていますし、長期休暇中には補習も多く設けられていますし、授業内ではこまめにテストも行われています。
洛南高等学校附属中学校
洛南高等学校附属中学校は名前の通り高校が併設されている共学の中高一貫校で、高校からの募集もあります。附属の小学校もあるので、中には小学校から上がってくる生徒もいます。学校の始まりは弘法大師が創った日本最初の私立学校にまでさかのぼるとされており、真言宗系の学校の中ではトップレベルの進学校です。
学校では進学する大学に応じて「空パラダイム」と「海パラダイム」という2つのコース設定がされており、さらにコース内でのプログラムも設けられています。部活動も2部制で、全国トップレベルの実績のある1部と体力づくりを主な目的とした2部の構成です。全国大会で優勝実績のある部活動も複数あり、文武両道の学校としても知られています。
同志社中学校
同志社中学校は、京都の左京区にある人気の大学付属校です。同じ敷地内には小学校と高校も併設されています。京都で受験をするとなると、誰もが一度は志望するといっても過言ではないくらい知名度の高い学校です。
学校の大きな特徴として、自由という面があります。制服がないだけでなく、授業の始業や終業を告げるチャイムもありません。学校から出される課題も少なく、自主性を育てることに力を入れています。基本的には大学までエスカレーター式に進学をすることができること、学校が自主性を重んじた教育をしていることから、学校内の雰囲気はアットホームで余裕のある学生生活が過ごせます。その反面、勉強しなくてもノルマが課されることがないことで、勉強をあまりしない子も出てくるので、自由な環境になるとだらけてしまう子には向いていないといえるでしょう。
立命館中学校
立命館中学校は、同志社中学と並ぶ人気のある大学付属校です。同じ敷地内には一貫校である立命館高等学校が併設されています。キャンパスは2014年の秋に今の長岡京市に移転をしているため、まだ新しくとてもきれいで充実した環境です。
立命館中学は大学付属校であるため、そのまま立命館大学に進学することもできます。しかし、最近では外部進学にも熱心です。国公立大学や医療系、薬学系の大学進学を見据えたアドバンストコースを設置しており、他の一貫校同様に先取り学習を含んだ独自のカリキュラムでの始動も行われています。大学までそのまま進学することを考えている子に向けては、総合コースを設置し、中学・高校・大学という10年間を一貫教育としてとらえた指導をしているのも大きな特徴です。もちろん、一度決めたらコースの変更ができないというわけではなく、中学3年生の進級時に変更ができるようになっています。
京都女子中学校
京都にある私立女子校の中でも人気のある学校の一つです。学校の敷地内には一貫校である京都女子高等学校も併設されています。明治32年に創設された歴史のある学校で、仏教精神に基づいた指導が行われています。
大学付属校でありながら、昔から国公立大学をはじめ医学部などの難関私立大学への進学実績もあり、人気が高いです。地元でも優秀な人の通う学校というイメージを持たれています。進学実績が出せるのは、学校内で3つのコースを設定した指導がされているからです。1類、2類、ウィステリアコースという3つのコースは一般的な学校でいうところの特進、準特進、内部進学という3つのコースにあたります。京都女子大への内部進学を前提としているウィステリアコースは、将来の進学先が決定していることで受験勉強に時間を割かなくて済むことを生かし、独自の教育プログラムを用意しており、語学教育にも熱心です。海外研修が行われるだけでなく、第二外国語の授業も設けられています。
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京都で2024年に受験する際の注意点
京都の私立中学を受験すると決めたら、どのような点に注意が必要なのでしょうか。受験準備として取り組むべきことを紹介していきます。
大学附属を志望する場合には併願対策を
京都をはじめとする関西圏では大学附属の学校が多く、どの学校も人気です。附属校に受験校を絞っている生徒だけでなく、難関校を受験する子が併願校として受験するケースも多くあります。そこで、倍率的にも偏差値的にも難しい学校が多いです。
また、学校ごとに様々な特色があり、同じ学校の附属校でもカラーが異なります。大学受験についても、ほぼ全員が附属の大学に進学する学校もあれば、外部入試に積極的な学校もあります。入試問題も傾向が異なる場合もあるので、同じ大学の系列校であったとしてもそれぞれの対策が必要です。学校ごとの特徴や入試問題、進学状況、受験者の偏差値や受験者数の推移など、様々なデータをもとに志望校を決めていくようにしましょう。
近県の受験情報のある塾を選ぶ
京都でも受験指導をしている塾は複数あります。中には全国展開をしている有名な塾もありますし、地元を中心に展開している塾もあります。どこの塾でもいえるのが、京都以外の近県の受験情報を持っている塾を選ぶべきということです。前にも述べた通り、京都で受験をするからといって、京都の学校だけを受験するわけではありません。そこで近県の私立中学についての情報も持っている塾を選ぶことが大切です。
自分たちが学校見学をすれば、塾が情報を持っていなくても大丈夫と思われるかもしれません。しかし、志望校を決める際には保護者や本人だけで決めるのではなく、第三者の意見が欲しいと思う場面が多々あります。また、得意分野や不得意分野を踏まえ、過去問の特性から併願校のアドバイスを欲しいと思う場面もあります。そのようなときに、京都以外の地域の私立中学の情報を持っている先生がいる塾なら、安心して相談することができますし、悔いのない選択ができるのです。
入試当日の移動手段の確認と到着時間の調整
コロナ禍での受験ということで、今は例年と違う動きがとられる場面が多いです。例えば、受験生と保護者が別々の待合室で待機するようになったり、試験会場での飲食が禁止されていたりすることもあります。当日の集合時間が早くなったり、三密を防ぐために時間さでの集合が掛けられたりするということもあるので、県をまたいでの移動がある場合には特に注意が必要です。
特に午後入試で移動時間が長めの学校の受験をするときには気を付けましょう。当日会場について検温をしたり消毒をしたりする時間を計算して早めに集合がかけられるケースもありますし、午前の学校で時間差での解散をするために学校を出るのに時間がかかるというケースもあります。このように例年以上に学校の入退室に時間がかかるようになるので、普段よりも移動時間に余裕をもっておかなければなりません。
学校ごとのコロナ対策の確認を
どれだけ細心の注意を払っていたとしても、受験直前に体調を崩してしまうという人はいます。万が一発熱した場合の対応は学校によって様々です。体調不良者向けの会場を設けてくれる学校もあれば、別日での振替受験を行うという学校もあります。もちろん、体調不良での欠席について何も特別対応をしないという学校もあります。学校によって対応内容は全く異なるので、事前に体調不良への対応がどのようになっているのかは確認しておきましょう。
何よりも体調を崩すことなく万全の体調で受験当日を迎えることが大切です。しかし、コロナ禍では自分が体調がよかったとしても、周囲に発熱者が出てしまった場合や、濃厚接触者に該当してしまった場合など、外出を控えなければならなくなるケースもあります。そこで当日に焦らなくていいように、事前に確認しておくことが大切です。学校によっては診断書が必要なケースもあるので、その点も確認しておきましょう。
まとめ
今回は関西圏の中でも、京都府の私立中学校の偏差値ランキングと、京都の私立中学の特徴、受験の際の注意点を紹介しました。男子校や女子校といった別学だけでなく、共学校もありますし、大学附属の学校とそうでない学校と、学校の種類も様々です。同志社や立命館といった大学附属の学校も、複数の中学や高校があり、学校によって雰囲気や内部進学率も変わってきます。そこで、学校の情報をよく確認して家庭の方針や子どもの性格に合った学校を選ぶことが大切です。
また、関西の場合には近県との距離が近いため、府県をまたいでの受験ができます。入試解禁日も調整がされているので併願を組みやすいです。そこで、受験をする際には京都に限定するのではなく、近県の学校も視野に入れると選択肢が広がります。早いうちから近県の学校も見学すること、近県の学校の情報もある塾を選ぶことが受験の際には大切です。また、今はコロナ禍であるため、コロナ対策も意識して受験準備を進めておきましょう。
中学受験は算数や国語ではなく、「社会」の出来で合否が決まります!
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