一般的に中学受験は小学校4年生からスタートさせるべきといわれています。しかし、4年生というのはまだまだ精神的にも幼く、塾に通うとなれば保護者のサポートが不可欠です。他の習い事を続けていることでスケジューリングが難しいことも少なくありません。子どもたちも「中学受験をする」ということがどういうことかきちんと理解できていない中での受験勉強は、苦労する場面も多くあります。
しかし、そのような中でも4年生で中学受験勉強を始めることが望ましいのはなぜでしょう。きちんと理由を知っておくことにより、保護者も子どもたちへどのように接して受験勉強に気持ちを促していけばよいかをイメージしやすくなります。受験までにどのように仕上げていけばよいかというゴールが見えていると、小学校4年生としてのゴールも想像しやすいです。
そこでこの記事では、中学受験が4年生から勉強をスタートする理由とともに、目指す小学校4年生はどのような勉強をしていくとよいのかを紹介していきます。また、習い事や塾はどのようにすればよいのかも考えていくので、ぜひ参考にしてみてください。
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中学受験の勉強を小学校4年生から始める理由
なぜ中学受験の勉強は4年生から始めるのでしょうか。4年生から始めるのが良いとされる理由は主に2つあります。
余裕をもって取り組むことができる
中学受験は4科目受験をするのが定番となっています。内容としてはかなり難しいことも多く、理科や社会は中学受験内容をしっかりと身につければ中学内容の予習にもなると言われています。それだけの内容を詰めるとなると、かなりの勉強量が必要です。2科目で中学受験をすることは可能ですが、周りが4科目勉強していることにより、中学に通い始めた時に差が大きくつけられて、入学後に苦労することになります。そのため、中学に入ってからも苦労しないようにするためにも、4科目受験が主流であるため受験校の選択肢を狭めないためにも、4科目の勉強をして中学受験をするのが主流です。
とはいえ、4科目の勉強をするというのは簡単なことではありません。毎週しっかりと授業を聞いて仕組みを理解して、宿題で問題演習をして知識を詰めて、という作業はルーティンが身につくまでかなり苦労します。この流れを早く身につけ、こなせるようにするためにも、受験勉強が本格化する5年生の学習に備えていくために、4年生のうちに学習習慣を身につけておくのです。
理科・社会の勉強方法を知る
学校では小学校3年生から理科社会の学習が始まります。しかし内容としてはとても簡単なものであり、中学受験のような用語を覚えていく内容とはかなりかけ離れたものです。塾に通い始めてすぐのうちは、中学受験の理科社会の学習方法や、宿題の進め方がわからない子がほとんどです。
そこで、塾の授業の進め方や宿題の取り組み方、授業で習ったものを毎週覚えていくことなど、理科社会の勉強の進め方を知り、自分で正しく取り組めるようにするための練習が必要になってきます。4年生の内容は5年生で習う内容の重要事項を抜粋いたものがメインです。
そのため、4年生の勉強をしておくことで5年生の内容が理解しやすく、負担を軽減できる点もメリットとしてあります。内容としても絞られている4年生のうちから始めることで、子どもたちにかかる負担が少なく無理なく学習方法や知識が身につけられます。
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中学受験を志す小学校4年生の学習方法はどのようなものか
では、具体的に小学校4年生の学習方法はどのようなものにしていくと良いのでしょうか。気を付けるべきポイントが3つあります。
正しい勉強方法を身につける
小学4年生で塾に通い始めた当初は「授業をちゃんと聞く」とか「宿題をきちんとやる」と言われても子どもたちは具体的にどこまで何をすればよいのかが理解できていません。そのため宿題の〇つけがされていなかったり、〇つけができていても解きなおしがされていなかったり、といった状態で宿題が終わっているというケースも少なくありません。
そこで、塾に通い始めて間もないうちは、保護者も宿題の内容や取り組みを一緒に確認し、どの状態がゴールなのかを伝えて、正しく取り組めるように指導をする必要があります。慣れるまでは〇つけも正しくできないという子も多いです。子どもの〇つけしたものがあっているか確認し、間違えているものはどこが間違えているかを一緒にチェックしたり、宿題がすべて終わっているか確認したり、宿題の内容が理解できているか解き直しをしたり、といった「正しい勉強方法」を身につけることを徹底していきましょう。
スケジュールを理解する
小学校4年生のうちは受験への意識も低く、まだまだ友達と遊びたいとかゲームをしたいという気持ちが勝ってしまう場面も多いです。4年生のうちは塾の宿題量も6年生に比べれば少なく、勉強と遊びを両立できます。そこで、毎週の塾の授業がいつあるのか、いつまでに宿題が終わっていればよいのか、という週単位のスケジュールとともに、1日ごとに何をどこまで終わらせておけばよいのか、というスケジュールを理解させていくようにしましょう。
子どもたちが遊ぶ前に勉強するのが嫌だと感じる理由の一つが「どのくらい時間がかかるかわからない」ということです。宿題にかかる時間が把握できないと、宿題をして一日が終わってしまう不安が出てしまいます。そこで、その日のするべきことと量が把握できるようになれば、遊ぶ前に勉強をしても大丈夫なことが理解でき、取り組みやすくなるのです。また、繰り返していけば勉強が終わってから遊びに行くほうが負担が軽いこと、保護者と余計なケンカをしなくて済むことから、先に宿題をするメリットも理解できるようになります。
計算問題と漢字演習の徹底
小学校4年生というのは中学受験の基礎固めの時期です。そのため、まずは計算と漢字の徹底をすることから心がけましょう。子どもたちも塾に通い始めて最初のうちは、授業の内容に完全についていくことは難しいです。そこで「漢字と計算だけは完璧にしていこう」という目標を立てて進めることで、子どもたちも優先事項や課題のゴールが明確になり取り組みやすくなります。
どの塾でも、毎週の宿題で計算ドリルと漢字ドリルのようなものが用意されるのが定番です。計算の場合には、毎週すべて取り組んで間違えたものは解き直しをして計算力を身につけるようにしましょう。漢字も、ドリルの内容のテストをされる塾が大多数なので、漢字の練習をしてテストで満点をとれるようになることを最初の目標にします。漢字については、国語だけでなく、理科社会についても教科書で出てきた漢字は書けるようにすることを毎週のゴールに設定して取り組んでいきましょう。
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中学受験をする場合、習い事はどうするか
小学4年生の場合、塾以外に習い事をしているという子も多いです。4年生のうちは習い事を続けながら塾に通うことが可能なのでしょうか。また、どのタイミングで習い事を辞めたり休んだりするようにすればよいのでしょうか。
小学4年生は両立が可能
習い事の数にもよりますが、1つから2つ程度であれば、塾に通いながらでも続けることが可能です。水泳やテニスなどの運動は体作りにも役立ちますし、運動することでストレス発散にもなります。ピアノや英会話も同様です。塾以外に習い事をすることが良い形で作用することも少なくありません。そのため、塾とのスケジュール調整ができて、子どもが続けたいと思っているようなら、無理にやめさせるのではなく続けるようにしましょう。
ただし、サッカーや野球などの集団での競技や試合のあるものは、土日に練習や試合が入ることで塾の模試の振替受験が必要になったり、宿題をする時間が取れなかったりという問題が出てきやすいです。そのため、続けるとなると平日の負担が大きくなること、土日は練習や試合に行く前に勉強をしなければならなくなることなど、続けることでどういったスケジュールで過ごすことになるのかを伝えておく必要があります。実際に続けてみて大変と思ったら、キリのよいタイミングで習い事を減らすことやお休みをすることも検討しましょう。
習い事を休むタイミングは4年生から話しておく
習い事にもよりますが、小学校5年生以降少しずつ整理して受験勉強に集中していくのが一般的です。やはり小学校5年生以降は塾の授業も週3回になり、なおかつゼミが始まると土日にも授業が入ります。さらに、模試や学校見学が入ると、土日もほとんど予定が入るので、習い事に通う時間を捻出するのが難しくなるのです。
そこで、小学校4年生のうちは習い事を続けるという場合には、少しずついつまで続けるのかということを子どもとも話しておくようにしましょう。保護者が勝手に「小学5年生になったらやめる」とか「来月までにしよう」と終わりを決めてしまうと子どもには不満が残ります。納得して受験に集中することができるよう、いつまで続けたいか子どもの意思を確認して少しずつ気持ちの整理をしていくようにしましょう。
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習い事がある場合の中学受験塾選び
中学受験の塾選びは中学受験の合否にとても大きく影響します。そこで、習い事を続けたい場合の塾選びのポイントを理解したうえで比較検討して塾を決めていきましょう。
スケジュール
習い事をしていると、すでに埋まっている曜日が出てしまうケースがあります。塾の授業日と重なることになった場合、他の日に移せる習い事だけではありません。そこで、今している習い事を別日にすることができない場合、習い事と塾の曜日が重ならないことが条件に入ってきます。
塾によっては、習い事の調整が難しい場合には個別指導で受講をしたり、4年生のうちは家庭学習で対応することを提案してくれたりするケースもあります。そこで、すでに習い事があるからといって塾に通うのをあきらめるのではなく、重なっていることを伝えたうえで調整ができるかどうか相談をしてみましょう。
振替が可能かどうか
特に発表会や試合のある習い事をしていると、模試や授業と重なってしまう場面が出てきます。その際、振替をしてもらえるかどうかということも事前に確認するべきです。授業を欠席する場合、振替を実施してもらえなかったとしても、授業の内容を自習してわからなかったものの質問ができたり、欠席者向けの動画サイトが用意されていたりする塾もあります。習い事をしているうちは頻繁に休みが入ることが想定される場合には、振替対応や欠席時に遅れが出にくいシステムのある塾を選んでおくと安心です。
小学4年生の社会の家庭学習にはスタディアップの教材を活用しよう
小学4年生の社会は都道府県や日本の地形など、基礎作りとなる内容です。入試問題で直接出題される内容ではないからと軽視してしまう人もいますが、すべての知識の土台となるものであり、都道府県や日本の地形を正しく頭に入れておかないと、将来的に知識を体系的に詰めることができず苦労してしまいます。
中学受験の社会の基礎知識を正しく身につけるために、家庭学習ではスタディアップの「白地図ピース」を活用するのがおすすめです。白地図にピースになった都道府県や山地山脈を乗せていく教材で、ゲーム感覚でそれぞれの位置を覚えられます。家族でコミュニケーションを取りながら勉強ができ、勉強中の息抜きにも最適です。
まとめ
今回は中学受験における小学校4年生の勉強の取り組み方、習い事を続けるかどうかという、多くの保護者が受験にあたり悩む問題について考えていきました。4年生はすべての基礎となるものであり、まずは計算と漢字の徹底、正しい勉強方法を身につけることからはじめましょう。
また、中学受験の社会の学習については、スタディアップの教材を活用することがおすすめです。特に「白地図ピース」はゲーム感覚で日本の地形の情報が身につけられ、社会の基礎作りに大きく役立ちます。一人で覚えるのはもちろんのこと、家族で取り組んでコミュニケーションの機会を持つのもよいでしょう。
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